豊田合成は2月4日、光輝感と深みのある黒色を両立させ、スポーティなデザインを表現する新しいめっき技術「新漆黒めっき」を開発したと発表した。
新漆黒めっきの開発にあたっては、同社の材料技術を駆使してめっき薬液を改良した。2014年に開発した「漆黒めっき」に比べ、明度を約20%下げるとともに、従来の技術では表現できなかった濃い青味を持たせることで、より深い黒色を実現。加飾バリエーションの拡充により、多様なデザインニーズに対応する。
なお、新漆黒めっきはマツダが2021年12月に発売した『CX-5』のフロント部に採用されている。
《text:纐纈敏也@DAYS》