無駄を省いた質実剛健な商用車はシンプルだけにカスタム次第で自分流にアレンジできるのが魅力。それを知ってるユーザーからもてはやされているベース車がプロボックスだ。
街中で良く見るあのライトバン形状の営業車、そんな商用2BOXのプロボックスもちょっと手を加えると大きくイメチェン可能となる。リフトアップを施してオフ系のタイヤ&アルミホイールを履きこなすだけで見違える車に仕上がるし、近年の乗用車には無い無骨さがかえって味になるのもこの手のカスタムの魅力。アウトドア指向のカスタムを好むユーザーにもぴったりのカスタム例も多いので要チェックだ。
RAPTORJAPANが展示したプロボックス。ラプターライナーを使って全塗装された外装は使い込まれた工具やアウトドアギアを思わせる雰囲気がある。2インチのリフトアップに加えてルーフキャリア、LEDライトバーを加えることによってアウトドアで活躍するレジャービークルのイメージを取り入れている。
クリムソンがプロデュースしたプロボックスはランドローバー純正色であるタスマンブルーでマットペイントの装いが印象的。ホイールにはクリムソンのディーン・クロスカントリーを履きこなしオールテレーンタイヤとの組み合わせでオフイメージを取り入れた。ライのラックのキャリアなどもおしゃれ感を取り入れるには最適。
グリルバーやルーフラック、さらにはバックドアにテントを接合させたアウトドアに最適なアレンジを提案したバックアップデザインLX-MODEのプロボックス。2BOXの荷室にレジャーギア満載でキャンプに出かけるにはぴったりの仕様と言えるだろう。
フレックスが展開するリノカ。クルマをオリジナルでリノベーションして新しい価値を提案するシリーズだ。プロボックスには往年の欧州車テイストを込めた丸目2灯のフェイスをビルトイン。バンパーデザインやウインカー形状なども徹底してこだわる。
プロボックスをスポーティにドレスアップしたのはEXTEND prime of visionのスポーツスタイルイバージョン。グッとリップを突き出すスポーティ形状のフロントエアロは塗り分けでさらに大胆に。オーバーフェンダーやリアウイングなどでフォルムを決めた。
EXTEND prime of visionがスポーツアレンジを施したもう一台のプロボックスがこちら。カナード形状のリップスポイラーやブリスターフェンダーなど、かなりスポーティで大胆な外装モディファイが施されている。ウイングもかなりロングなデザインで迫力満点。
《text:土田康弘》