ビーウィズ株式会社は12月27日、グループ企業のフォーカル・オーディオ・ジャパンが輸入販売しているFOCAL Car Audio製品と、ビーウィズ社が企画販売するプラグ＆プレイ製品のうち、一部商品をのぞき、希望小売価格を約5％～33％程度引き上げる価格改定を発表した。実施は2022年2月1日より。
今回の価格改定は昨年来のメーカー出荷価格引き上げと輸送コストの上昇（FOCAL Car Audio製品）、部品代・原材料費および生産・輸送コストの高騰（プラグ＆プレイ製品）、為替変動などによる販売原価の度重なる上昇に伴うもので、ビーウィズではこれまで国内販売価格に反映させず売価を維持してきたものの、今後も同様の傾向が続くと予測されることから、止むを得ず今回の価格改定に至ったとしている。
FOCAL Car Audio製品については、フランス本国における新型コロナウィルス感染症拡大の影響による断続的な出荷・通関業務の遅滞に加え、北米や中国市場を中心とした商品需要の急伸、ネオジム磁石をはじめとする原材料の不足と高騰などさまざまな要因により、既に日本国内向け商品を計画通り確保することが困難とのことで、極度の品薄状態は少なくとも2022年5月頃まで続く見通し。
またプラグ＆プレイ製品についても、半導体をはじめとする電子部品類の不足と高騰、海外市場向け需要の急伸など複数の要因によって供給不足の傾向となっており、状況が改善される目処は立っていないという。商品によっては在庫限りの販売となる可能性もあるため、購入を検討する場合、商品入荷・在庫状況の確認をするよう、注意が呼びかけられている。
FOCAL HP：https://www.focal-audio.jp/news/detail/302
《text：編集部》