光岡自動車が霊柩車や搬送車などのいわゆる“特装グループ”車種の販売体制を強化する。
特装グループ車種は葬祭業界には欠かせないアイテムだが、クルマの仕様・代替のタイミング・予算などに個別のニーズに対応する『受注生産』が基本となっていた。このため車両の納期に時間がかかったり、車両故障や事故などのトラブル発生時には代替車両の手配が手薄になることが常態化していた。
これらの事態を解決するため光岡自動車では、2021年6月から良質な中古車をベースに積極的な先行制作を行い、事業者向けに即納体制を整えてきた。
2021年12月3日より、事業者向けのサービスをさらに拡充し、先行制作による最新在庫情報の提供が開始されることとなった。
また、新車および良質な中古車をベースにして、独自市場調査から分析した人気車種で制作した搬送車、霊柩車の在庫量を増やし、納車までの時間を短縮を実現。急な車両入替や増車対応を目的に、新規参入事業者を含めた葬祭事業者、霊柩運送事業者を支援する体制を強化していく。
《text:編集部》