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成長させるのも「3ウェイ」の醍醐味! システムアップのための、カーオーディオユニット“AtoZ”! lesson 01「スピーカー編」その13

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3ウェイスピーカーの取り付け例(製作ショップ:LCサウンドファクトリー<栃木県>))。全 4 枚写真をすべて見る

カーオーディオシステムをグレードアップさせることに興味を抱くドライバー諸氏に向けて、製品ガイドを展開している。まずは「スピーカー交換」をテーマに据えてお贈りしてきた。今回はその最終回として、「3ウェイスピーカー」の選び方について解説する。

さて、前回説明したとおり、「3ウェイスピーカー」には上級者向きという側面があり、結果、高級品が多めだ。なので最初から「3ウェイ化」させるのではなく、まずは「2ウェイ」で始めて後から「3ウェイ」へと成長させるという方法が取られることも案外多い。

というわけなので「3ウェイ」に興味があれば、「2ウェイスピーカー」を選ぶ段階で「3ウェイ」へと発展させやすいモデルをセレクトすると、後の「3ウェイ化」をスムーズに実行できる。つまり、同シリーズの製品ラインナップの中に「スコーカー」が単品で用意されているモデルが狙い目となる。

とはいえ、「スコーカー」の用意がなくても「3ウェイ化」は実行可能だ。「スコーカー」だけ他のシリーズのモデルを使っても良いし、他のブランドの「スコーカー」を組み合わせるのもアリだ。同一ブランド・同一シリーズのモデルの方が音色の統一を図りやすいのは確かだが、足りないところを補ったり特長を伸張させたりというような観点で敢えて、他ブランドのモデルが選ばれることも有り得ているのだ。

実際、サウンドコンペに出場するようなハイレベルなシステムを搭載している車両の中にも、「スコーカー」だけ他のブランドのモデルが使われているケースも少なからず見かける。

ただし他ブランドの「スコーカー」を組み合わせる場合には、振動板の素材がある程度似かよっている方が無難だ。素材が近いとサウンド傾向が似てくる場合が多いので、音のまとまりという点では有利に働く。

ところで「3ウェイスピーカー」は「マルチアンプ接続」されるケースが多いこともあり、「パッシブクロスオーバーネットワーク」が付属されていないモデルも少なくない。上級者向きであるので、システムが本格化されていることも多く、それを見越して「パッシブレス」として製品価格が抑えられていることも多いのだ。

なお後から「スコーカー」だけを足す場合、敢えて1グレード上のモデルを選ぶというのも手だ。そしてその後、ツイーターとミッドウーファーも上級機へと段階を経ながら換えていっても面白い。時間をかけてシステムを成長させていくのも、カーオーディオの醍醐味の1つだ。

今回は以上だ。次回からは新章に突入する予定だ。乞うご期待。

《text:太田祥三》

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