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マツダ CX-5 改良新型、新写真を公開…欧州仕様[写真35点]

自動車ニュース

マツダ CX-5 改良新型(欧州仕様)全 35 枚写真をすべて見る

マツダの欧州部門は9月14日、改良新型『CX-5』(Mazda CX-5)のインテリアを含めた新たな写真を公開した。欧州全域で、2022年初頭に発売される予定だ。

「マツダ・インテリジェント・ドライブセレクト(Mi-Drive)」採用

改良新型CX-5の欧州仕様には、「マツダ・インテリジェント・ドライブセレクト(Mi-Drive)」の採用をはじめ、ドライビングダイナミクスの向上、新しいスタイリングと新グレード構成の導入、オンボードパッケージングと実用性の改善、安全装備の強化などが図られている。

改良新型には、マツダ・インテリジェント・ドライブセレクト(Mi-Drive)が装備されており、ドライバーはスイッチを1回押すだけで最適なドライブモードを選択できる。 4WDの「i-Activ AWD」を搭載したグレードでは、オフロードモードを選ぶと、滑りやすい路面でのコントロール性を引き上げてくれる。

マツダの新世代の「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」が改良新型に適用され、ボディシェル、サスペンション、シートが改良を受け、乗り心地が向上し、疲労が軽減された、と自負する。とくに、荒れた路面を走行する場合に、ロードノイズが大幅に低減されているという。

立体的なグリルを得た新デザインのフロントマスク

改良新型のフロントマスクは、より立体的なグリルとシグネチャーウィングデザインを備えている。ヘッドライトとテールランプも形状が変更された。新しいボディカラーとして、ジルコンサンドが追加されている。

改良新型の欧州仕様では、3つの新しいグレード構成に変更された。3グレードには、個性を明確するための違いを取り入れている。

「Newground」グレードは、フロントとリアのバンパーとドアガーニッシュに、シルバーのアンダーガードスタイルを採用した。ブラック仕上げのドアミラーカバー、ライムグリーンのアクセント入りフロントグリル、ブラック塗装の19インチマシンカットアルミホイールを装備した。インテリアは、スエードの装飾とライムグリーンのステッチ加工が施されている。

スポーティな「Homura」グレードは、フロントグリル、シグネチャーウィング、バンパーの下部分、ホイールアーチ、ドアガーニッシュ、ドアミラーにグロスブラック仕上げを施した。19インチのアルミホイールはブラックメタリック塗装で仕上げられ、フロントグリルにはレッドのアクセントが添えられる。インテリアは、赤いステッチが、ブラックレザーシート、ステアリングホイール、シフトレバー、ドアパネルに配される。

ラグジュアリーな「High +」グレードは、魂動デザインのダイナミックなフォルムを際立たせるフルカラー仕上げのエクステリアを採用した。明るいシルバーグロス塗装の19インチアルミホイールが足元を引き締める。インテリアには、ナッパレザーやウッドパネルを装備した。

先進運転支援システムの「i-ACTIVSENSE」をアップデート

改良新型では、センターコンソールにワイヤレスQiのスマートフォン充電トレイを設置した。荷室には、2分割できるリバーシブルのロードスペースフロアボードとテールゲートシルを装備する。Newgroundグレードには、濡れたアイテムや汚れたアイテムに対応する防水フロアボードが備わる。

先進運転支援システム(ADAS)の「i-ACTIVSENSE」は、アップデートされた。i-ACTIVSENSEには新たに、「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」が導入された。CTSは、渋滞時のアクセルペダル、ブレーキペダル、ステアリングホイールの操作を支援することで、ドライバーの疲労を軽減する。「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)」も改良され、配光をより細かく制御できるようになったという。

現行CX-5は発売以来、あらゆる部分で改良を続けてきた。これにより、CX-5はマツダのヨーロッパの年間販売の約21%を占める中核モデルに成長した、としている。

《text:森脇稔》

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