タイヤ専門店のイメージが強いタイヤ館だが、「タイヤ館 彦根店」はMIDをはじめとしたホイールの展示も充実し、ドレスアップユーザーへのサポートも手厚いお店。足回りの専門知識も豊富でホイールを含めたトータルコーディネートを任せられるショップだ。
店内のホイール展示にも力を入れ
敷居の低さと専門性を両立するショップ
今回MIDのホイール群を扱うショップとして訪れたのは滋賀県彦根市にある「タイヤ館 彦根店」だ。ブリヂストンのタイヤ専門店というイメージを持つユーザーも多いタイヤ館だが、彦根店はドレスアップ派のユーザーも多く集まる専門色の強いショップだ。店舗の特徴や商品ラインアップの方向性などを同店の主任である西岡さんにうかがった。
店舗に足を踏み入れると、奥の壁一面にはホイールがズラリと展示される大きなディスプレイスペースが設置されている。ここまでの数のホイールを店内展示するのはタイヤ館ではかなり珍しい。
「店内のホイール展示はもちろんなのですが、ホイールメーカーとのコラボによるキャンペーンなどを定期的に開催するなど、ドレスアップ派のユーザーにも親しまれるショップを目指しています」
しかもタイヤ館という入りやすいショップなので、ホイールをチョイスするために気軽に来店しやすいのも同店の魅力。ライトユーザーからヘビーユーザーまでが満足する態勢となっている。そんな同店の強みはスタッフの知識量だという。
「ホイールをはじめとした足回りパーツを積極的に扱っていますので、幅広い車種の知識がスタッフに備わっています。いわゆるツライチセッティングにも精通しているので、愛車の足回りセットで悩んでいるようだったらスタッフに声を掛けてください」
足回りのトータルコーディネートを実施
現物のホイールの“仮あて”も魅力のメニュー
ショップにやって来る車種は多種多様。ただしドレスアップ派のユーザーにはアルファード/ヴェルファイアなどの大型ミニバンやハリアー、RAV4といったSUV系が多くなっている。それだけに人気車種へのアドバイスは一層的確だ。ロワードに加えてSUV系であればリフトアップまでを手がける。信頼性の高いサスペンションパーツの提案もよどみなく行ってくれるのが心強い。もちろん車種、車高、ドレスアップの方向性に合わせたホイールの提案も的確。単なるパーツ販売では無く“足回りのトータルコーディネート”を任せられるのも彦根店の大きなメリットだと言えるだろう。
「ドレスアップ目的でやって来るお客さんはタイヤ&ホイール選びと足回りの変更をセットで考えているケースが多いです。そのためこの足回りにはこのホイール、この車高にはこのホイールといった、トータルバランスを考えた提案が大切になってきます。それができるのも当店の強みだと思っています」
彦根店では気になるホイールがあれば愛車の横にホイールを置いて実際のホイールで装着イメージをリアルに確認できる“仮あて”を実施することも多いという。
「カタログの写真で見るのと現物ではイメージが違います。そこでホイール選びの中で気に入ったモデルが出てきたらメーカーに現物があるならば取り寄せてホイールの仮あて実施します。色やデザインで迷っているユーザーには決め手になると思います」
近年のユーザーニーズにフィットする
新色のセミグロスブラックが人気急上昇中
数多くのホイールブランドの中でも、MIDのホイール群は同店での注目度も高いという。
「ホイール選びの際、インチアップのサイズやデザイン、カラーなどの相談を受けて、カタログを使ってさまざまな提案をします。そんな時、ユーザーニーズにぴったりはまるモデルがあるのがMIDなんです。それだけモデルバリエーションが豊富だといえますね。さらにホイールを決定する決め手には予算もありますが、これもMIDは比較的手頃でユーザーも手を出しやすいのが魅力でしょう」
MIDのモデル群を数多く扱う同店、スタッフから見たMIDに対する印象はどのようなものなのだろう。
「MIDブランドはすべてにおいて安心感があります。クオリティはもちろんですがデザイン面でも安定しています。当店でもレーシーなモデルやSUV向けのラインアップ、さらにはRMPシリーズのようなラグジュアリー指向のモデルもあり、それぞれのユーザーに対して安心して提案できるホイールだと感じています」
ホイールラックには数多くのMIDのホイールがディスプレイされていたが、中でもセンター付近に置かれ主張していたのがRMPシリーズの025F。同モデルに新たに追加されたセミグロスブラック+リムエッジDC+ロゴマシニングの新色は早くも評価が高いという。025Fは2×5スポークデザインを持つシャープなデザインのモデル。Y字形状のスポークがセンターオーナメント付近から伸び、足長感も高いモデル。セミグロスブラックの追加でますますその魅力をアップさせているヒットモデルだ。
「近年はブラックのボディにブラックのホイールを求めるニーズがすごく高まっています。それにぴったりフィットするのがこのモデルです。セミグロスブラックというカラーがブラックのボディと絶妙にマッチングします」
さらに同じくRMPの028Fにも同様にセミグロスブラックの新色が登場。2×8のクロススポークスタイルで粗すぎず密すぎないスポークデザインが絶妙なモデル。直線基調のスポークでスマート&伸びやかなデザインを堪能できるモデルだ。
売り場にはRMPシリーズの新作となる820Fも展示されていた。こちらは象徴的なピンクゴールドを配色したモデル。リム部に印象的なピンクゴールドを配色、2×8クロススポーク形状などラグジュアリーで個性的な足もとコーディネートに絶好のモデルだ。
さらに同じく2021年の新作となるRMP 025FXも登場。リムフランジにアウターウェイトデザインと呼ばれる独特なフォルムを施すモデル。エッジの効いたスポークデザインなど個性際立つモデルだ。
このように店内のディスプレイにはMIDの人気モデルや注目モデルがズラリと並ぶ。来店のハードルが低いタイヤ館で本格的なホイール選びができる、そんな他にはない店舗である彦根店で、愛車のドレスアップにぴったりのホイールを見つけ出そう。
取材協力:タイヤ館 彦根店(www.taiyakan.co.jp/shop/hikone/)
住所:滋賀県彦根市西沼波町高橋田30-1
電話:0749-26-6644
《text:土田康弘》