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VW アルテオン 改良新型 発売、シューティングブレークも初設定…価格は567万9000円より

自動車ニュース

VW アルテオン シューティングブレーク全 23 枚写真をすべて見る

フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)はフラッグシップ4ドアクーペ『アルテオン』(Volkswagen Arteon)改良新型を発表、ワゴンスタイルの『アルテオン・シューティングブレーク』(Volkswagen Arteon Shooting Brake)も新たに追加し、7月13日より販売を開始した。価格は567万9000円から644万6000円。

アルテオンは2017年に日本導入。大型リヤハッチを持つファストバックスタイルに、広い室内空間を実現した実用性の高いパッケージング、2.0リットル直噴ターボエンジンとフルタイム4WDシステム「4MOTION」による優れた走行性能を融合させたグランツーリングカーとして人気を博した。

改良新型アルテオンは、フロント、リヤ周りのエクステリアデザインを一新するとともに、ダッシュパネル全体のデザインも改良を加え、上質かつ洗練されたインテリアを創出。また、ワゴンの機能性とアグレッシブなデザインを兼ね備えたアルテオンシューティングブレーク追加設定する。運転支援システムは、同一車線内全車速運転支援システム「トラベルアシスト」を全車標準装備。通信モジュール内蔵の純正インフォテイメントシステムとデジタルメータークラスター「デジタルコックピットプロ」も全車標準装備とするなど、運転支援システム・快適装備を充実させた。

スタイリッシュかつダイナミックなエクステリアデザイン

フロント周りはスタイリッシュでパワフルなデザインに刷新。長くワイドなボンネット、特徴的なラジエーターグリルに組み込まれたLEDヘッドライトなどにより、ユニークなキャラクターを生み出している。

フロントエンドからリアに向かっては美しく伸びやかなボディラインが描かれ、エクステリアデザインはさらに洗練されたものとなった。全周を貫くキャラクターラインは、フロントのラジエーターグリルから始まり、サイドプロフィール全体を通って、テールライトクラスターまでスムーズに走る。リアにはシャープなアンダーカット部分を設定。視覚的に全高を抑える効果を発揮しつつ、ショルダーセクションに力強い印象をもたらしている。また、LEDテールライトクラスターとVWバッジのデザインも見直している。

高級感を高めたインテリア

インテリではダッシュパネル最上部とドアトリムを高級感溢れるレザレットでカバーし、ステッチ装飾を施すことで上質かつ豪華な車内空間を創出。ダッシュパネル2層目にはグレードで異なり、「エレガンス」では新しいウッドパネルを「R-ライン」ではアルミニウムパネルを採用する。また、全車標準装備のアンビエントライトは、最大30色のカラーを選択可能。インテリアの雰囲気を自分好みにアレンジできる。また、エアコンディショナーディスプレイもデジタル化。新デザインへと進化し、インテリアの雰囲気をより一層洗練されたものとしている。

トラベルアシスト標準装備で部分自動運転を実現

アルテオン改良新型は同一車線内全車速運転支援システム「トラベルアシスト」を全車標準装備。ドライバーがあらかじめ設定した車速内にて、前走車との車間距離および走行レーンの維持をサポートする。ステアリングにあるボタンを押すだけでシステムが起動。高速道路などの長距離移動にて安全性の向上と疲労の軽減に寄与する。

また、ハーマンカードンと専用のプレミアムサウンドシステムを共同開発し、オプション設定。フロントとリヤで合計11のスピーカーで構成されたシステムは総出力700ワットの16チャンネルデジタルアンプが臨場感あふれるサウンドを実現している。

さらに常時コネクティッドの新世代インフォテイメントシステムを採用。オンラインサービス「We Connect」と合わせることで、最新の渋滞情報などを入手できるほか、スマートフォンの専用アプリにて窓の閉め忘れや車両駐車位置などの車両情報を確認できる。また、車両のドアの解錠・施錠もスマートフォン上で操作でき、今まで以上に充実したサービスを利用できる。

力強く伸びやかな加速を実現

パワートレインは、最高出力272ps/最大トルク350Nmを発揮する2.0リットル直噴ターボガソリンエンジンを採用。7速DSGと4MOTIONとの組み合わせにより、力強く伸びやかな加速を実現した。また、乗り心地の調整が可能なアダプティブシャシーコントロール「DCC」を全車標準装備とし、思いのままにダイナミックな走りを楽しめる。

ワゴンとしての機能性とアグレッシブなデザインを兼備した「Arteon Shooting Brake」を追加設定

シューティングブレークとは、もともと狩猟用に猟犬や猟銃、弾薬、獲物などを積み込めるようにした車両。現代では主に現代ではクーペとステーションワゴンを融合したようなモデルに用られる。

新たに追加するアルテオンシューティングブレークは、ワゴンとしての機能性とアグレッシブなデザインを兼ね備えたモデル。伸びやかで印象的なサイドビューに加え、ラゲージルーム容量はアルテオンの563~1557リットルを上回る565~1632リットルを確保する。

《text:纐纈敏也@DAYS》

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