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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! Chevrolet G20 SPORTVAN(オーナー:山倉 勇さん) by EAST 前編

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! Chevrolet G20 SPORTVAN(オーナー:山倉 勇さん) by EAST 前編全 8 枚写真をすべて見る

アメ車好きの山倉さんが手に入れたシェビーバン。走行ノイズが気に入らず施工したデッドニングの効果が予想以上だったことからオーディオのグレードアップを開始。大阪府のEASTで大音量で楽しめるシステムをオーダーしてインストールを実施した。

デッドニングによるノイズ抑制を体感し
オーディオの本格的グレードアップを開始

免許取得直後からずっとアメ車に乗り続ける根っからのアメ車好きオーナーが選んだシェビーバン。スピーカーにはキッカーを選ぶ。

ドア形状も独特なのでアウターバッフルも純正デザインを損なわないように工夫されている。シンプルな形状のバッフルがスマート。

スピーカーには選んだのはキッカーのKSSシリーズ。セパレートモデルをコアキシャル組みできる構造を活用してインストール。

19歳の時にアメ車に乗り始めたオーナーの山倉さんは、その後も一貫してアメ車に乗り続ける根っからのアメ車フリーク。キャデラックやアストロなどを乗り継ぎ常にメインカーとして使い続けてきている。しかしサーフィンなどのマリンレジャー用にハイエースを買ったことがきっかけで大容量のクルマが欲しくなり、ついに今回のシェビーバン(シボレーG20スポーツバン/1995年式)にたどり着いた。状態はそこそこ良かったものの主要部はリフレッシュ。趣味のサーフィンやキャンプなどにもどんどん出かけるメインカーとして活躍中だ。

そんな経緯からシェビーバンを手に入れたとき、少し気になったのが走行中のノイズだった。

「走っているときのノイズが軽自動車のように騒々しいんです、そこでデッドニングをお願いしたら一気に静かになったんです」

そこからはオーディオのグレードアップに興味を持つようになったオーナー、大音量で楽しく音楽を聴くことができるオーディオをEASTにオーダー。そうしてでき上がったのがこのシステムだ。

フロントスピーカーにはキッカーのKSSをアウターバッフルでインストール。コアキシャル組みにもできる同モデル(基本はセパレート2ウェイユニット)をドアにフラットなアウターバッフルを組んでインストール。グレーのレザーを使ったフィニッシュやドア形状に沿ったバッフルデザインは、ストックの内装イメージを崩さない作り込み。ドア内張りのカーペット処理とのコンビネーションも決まっている。

8インチナビを違和感なくインストール
純正内装に合わせた化粧パネルも見どころ

オーディオのメインユニットにはカロッツェリアの楽ナビを採用。8インチ画面をビルトインするために周辺パネルはワンオフする。

音楽プレイヤーには普段使いのスマホをメインに用いる。お気に入りの音源を大量に収録し、大音量再生を楽しんでいる。

ヘッドユニットとして導入したのは楽ナビの8インチモデルであるAVIC-RL902。もちろん当時のシェビーバンには8インチのナビはそのまま取り付けできないので周辺パネルをワンオフしている。センタークラスターの上部を大きく開口させ8インチナビをビルトイン、周辺には化粧パネルを製作し、純正と同じブルー系のレザーを使ってフィニッシュ。純正内装に違和感なくナビを溶け込ませているのもオーナーお気に入りのポイントだ。

音源はスマホを用いている。ナビへの接続ケーブルもダッシュパネル裏側から配線を取り回し、使い勝手の良い仕様とした。サーフィンなどのレジャーに出かける際には常に大音量でテンションを上げていくオーナー、スピーカー&ナビのインストールによってサウンドが激変し「まるで別のクルマになったみたい」と満足している。

アメ車にはアメリカンブランドのスピーカー
偶然の選択ながら統一感あるクルマ作りが完成

コクピットはこのように独特の形状。大きくイメージを変えることなくフロントスピーカー&ナビのインストールを実施した。

ETCユニットもダッシュの一部にビルトイン取り付け。パネル面に無骨に突き刺したような設置がかえって違和感が無い。

アメ車の雰囲気を崩すこと無くインストールされたコクピット回りのスピーカー&ナビ。デザイン的にも純正インテリアのイメージを大きく変更すること無く、スマートに取り付けられているのも見どころ。普段使いする上で便利な仕様でありつつ、大音量にも耐えうるシステムであることがオーナーの望みだった。

スピーカーとして選んだのはアメリカンブランドのキッカーだったことも縁だろう。ショップにオーディオの相談をしている際にはアメ車=アメリカンブランドには特にこだわっていなかったのだが、ショップから提案されたユニットがキッカーだった。もちろんそのサウンドにも満足して導入。結果的にサウンドまでを含めてアメリカンブランドで統一したクルマが完成することになった。

現在、スピーカーはナビの内蔵アンプでドライブしているが、サウンドのさらなるレベルアップを目指して外部アンプの追加もプラン中だという。デッドニングから始まったシステムアップが着実に進化を続ける同車、今後の進化が楽しみだ。次回の後編ではラゲッジに設置したサブウーファーやリアスピーカーにインストールについてみていくこととしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《text:土田康弘》

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