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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA MARK X(オーナー・KKさん) by  サウンドステーション アミューズ

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA MARK X(オーナー・KKさん) by  サウンドステーション アミューズ全 11 枚写真をすべて見る

濃厚なサウンドを求めてイートンコアとモスコニのコンビを愛車のマークXに組んだKKさん。パワーアンプ2台をフラットにレイアウトしたラゲッジや3ウェイを見せつけるコクピットなど、見どころ満載のインストールを手がけたのは広島県のアミューズだ。

濃密サウンドを再現するべく
渾身のシステムデザインを注入

愛車のマークXに対して濃厚な個性派サウンドを目指したオーナーのKKさん。特にスピーカーにはこだわりありだ。

トランクにはモスコニのZERO4を2台インストール。フロアに対してフラットに設置して2台を巧みにレイアウトしている。

DAPはトランクルーム右隅のフロア下に設置するスペースを確保。DAPはあくまでも音源として用いるスタイルだ。

カバーを被せればこの通り完全にフラットになるトランクスペース。パワーアンプ×2台が収まるとは思えないスマートさ。

濃厚サウンド(オーナー本人曰く「二郎系サウンド」)を目指して作られたのがこのマークX。選んだスピーカーはイートンのハイエンドモデルであるイートンコアS3。それをドライブするパワーアンプにはモスコニのZERO4を組み合わせるというシステム。ヘビーで濃密なサウンドを奏でる独特な音世界を作り上げた。

取り付け面でまず目を引くのがトランクルームのアンプレイアウトだ。フロアにフラットに組まれたモスコニZERO4×2台。今となっては大型の部類に入るアンプだが、縦にレイアウトすることでピタリとラゲッジに納めている。もちろんカバーを被せれば荷物の積載も可能なフラットフロアになるのも使い勝手が良い。

トランク内のサイドウォール部にはキャパシターを設置して、パワーアンプのドライブ能力をフルに発揮させる工夫も怠らない。またトランクの右隅にはリモート操作を可能にしたDAP(ウォークマン)をビルトイン設置して、音源とDSP、パワーアンプを最短距離の位置関係に置くのも音質を徹底して向上させる意図から。

イートンコアのデザインを生かして
存在感を感じさせるデザインを投入

コクピットはイートンコアS3の3ウェイスピーカーが存在感満点にインストールされる。

ツイーター&ミッドレンジをドアミラー裏&Aピラーにビルトイン取り付け。いずれも存在感あるユニットで映えるデザインだ。

ドアにはアウターバッフルを組んでイートンコアのミッドバスをインストール。バッフル形状もドアに沿ったシンプルなデザイン。

フロントスピーカーには独自のマグネシウム振動板を備えたイートンのハイエンドスピーカー・イートンコアS3をチョイス。ツイーターをドアミラー裏、ミッドレンジはAピラー、そしてミッドバスをドア純正位置にインストールするスタイルで最適なスピーカーロケーションを設定。振動板に独特のディンプル加工が施されたミッドレンジを、リスナーの視界に直接入るAピラーにインストールすることで、インテリアのイメージを一変させているのもこのスピーカーの効果と言えるだろう。他のスピーカーにはない個性をうまくデザインに取り入れた好例だ。

ドアミラー裏にインストールしたツイーターには純正のグリルをセット。スリット状のプロテクションが施されたグリルは音質的にもデザイン的にも十分に計画されたデザインで、存在感を保ちつつ高音質もしっかり引き出している。Aピラーのミッドレンジと隣接した位置にインストールし、中高域でまとまり感あるサウンドを引き出す。

ミッドバスはドアにアウターバッフルでインストール。ポケットの前部に限定してバッフル加工を施し、純正ドアパネルのデザインを踏襲したフィット感を追求する。周囲のラインとも合わせたバッフルデザインはスマートそのものだ。メッシュのグリルを用いたフィニッシュで普段使いすることも十分考えられた作りだ。

スマホを使ったDSPコントロールなど
コクピットの使い勝手を考えた装備も光る

キャビン後部にはカロッツェリアのサブウーファー・TS-W1000RSを2発インストール。厚みのある低音を楽しめる仕様だ。

ヘリックスのWiFiコントロールを用いてDSPの各種操作をスマホからリモートで行える仕様にしているのも見どころ。

グローブボックスの内部にはリモコンのURC-3も装備している。すぐにアクセスできる操作性を備えるのもこだわり。

しっかりした低音を鳴らすためにサブウーファーにはカロッツェリアの25cmサブウーファー・TS-W1000RSを2発インストールする充実振り。濃厚サウンドを好みとするオーナーが、重心が低く厚みのある低音を存分に鳴らし切るサブウーファーとして選んだのがこのユニット。同じくカロッツェリアのパワーアンプであるRS-A09Xで余裕たっぷりにドライブする。

プロセッサーに用いるのはヘリックスのDSP ULTRA、コントロールには同社のWi-Fiコントロールを接続して、スマホとWi-Fi接続し、ソース切り替えやメモリーなどをスマホで操作できるシステムとしている。コクピット回りをシンプルにしてスマートな使い勝手としているのもオーナーの望み通り。加えてグローブボックス内にはユニバーサルリモコンのURC-3も装備。マスターボリュームなどの操作をこちらで行うこともできる仕様とした。

外装カスタムにも力を入れるKKさん。オーディオにも個性的なグレードアップを年々重ね、好みのサウンド&好みのデザインを追求し続ける。今後はパワーアンプのグレードアップもプラン中で、次なるリメイクも既に動き出しているようだ。究極のサウンドを目指した今後のシステムアップが楽しみだ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《text:土田康弘》

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