「これなんだろう…なんかいいよね!」、「すっごいおしゃれ!」、「4ドアのジムニーみたい」…この2台に出会った人たちは、みんなこうやって近づいてくる。そしてみんな同じ2言目が返ってくる。「これ一体どこのクルマですか?」と。
クルマ好きでもベース車が思い浮かばないほど“新型車”にみえる、これが“DAMD(ダムド)マジック”だ。2台ともダムドの最新モデルで、サンドベージュメタリックにサイドステッカーが入るモデルが『TAFT 80's』(タフト エイティーズ)、フォレストカーキメタリックのワイルドな雰囲気のモデルが『TAFT little D.』(タフト リトルディー)。
その名からわかるように、この2台、ダイハツ『タフト』の“ダムドモデル”。年齢や性別、ライフスタイルや趣味でターゲティングせず、「うわっこれいい!」と想わせるクルマづくりを続けている、ダムドらしさの詰まった最新コンプリートカーだ。
ジムニーに4ドアモデルがあったら…?そんな夢を叶えてくれる『タフト・リトルD.』
まずアーミーグリーンの『リトルD.』、なんといっても注目は、角目ライトの間にある存在感たっぷりのグリル。「ジムニーの4ドアがほしい」という声に応えて、同社の人気モデル「JIMNY・little D.」の世界観を4ドアのタフトで実現させたモデルで、いわゆるセルフオマージュなクルマだ。
海や山へ、質実剛健でスパルタンな“ギア”の風格。表情にタフトの面影はほぼなく、まったく新しいクルマ(ギア)といった雰囲気。格子状でいかついグリルがワイルド感を演出。そこにブラック×ガンメタでまとめたバンパーを組み合わせるとまるで別人に。
タフトはボディカラーがバンパーに入り込む構造に対し、こちらはオリジナルバンパーと専用設計のグリルで表情がよりワイルドに、印象的な顔つきに仕上がっている。
ボンネットフードも中央部が盛り上がった別物に。全体のバランスを整えるべく、フードに凸をつけることで、絶妙な“別人感”を醸し出している。こうした緻密なデザインも、ダムドの得意とするところ。
“あえて“タイヤのむき出し感を演出するオリジナルバンパー
ボンネットフード先につくレターエンブレムは、大きく「LITTLE:D」と主張。「LITTLE:D SINCE 2019」と記されたエンブレムがグリル右下につき、あの英国名車を想わせる雰囲気もいい。
フロントバンパーに目をむけると、タイヤがむき出しになるように、内側に切り込んでいるのがわかる。この前輪タイヤが大きくみえることも、“別人”にみえるポイント。
ボンネット・グリル・バンパーだけがダムドオリジナルで、「こうも表情やたたずまいが変わるのか!」と何度も驚いてしまう。サイドには、「JIMNY リトル D.」についていたユニオンジャックとワンちゃんのステッカーも共有した。
海沿いの道を走っていても、カフェの駐車場にとめても、「あっ、なにこれかっこいい!」という表情でみんながみていく。地元のおじちゃんは「どこのメーカーのクルマ?」と聞いてくる人もいるほど。
どこかノスタルジックな空気感をまとって、80年代の雰囲気そのままに現代に現れた『タフト・80’s』
一方で『TAFT 80's』(タフトエイティーズ)は、1983~1989年につくられたトヨタ『ハイラックスサーフ』初代N60系を想わせるカラーリング。
こちらもまず目に飛び込んでくるのが、格子を基調とした特徴的なデザインのグリル。こちらは角目ライトを囲ったシルバーラインと、つながるようなクロームメッキ風グリルが印象的。ワイルドな雰囲気の『タフト リトルD.』とは対象的に、こちらはバブル期の華やかな世の中を駆け抜けた80年代のクルマをイメージ。
ニューロマンティック、サーファー、ブーガルー、ディスコといった世界観に没入できるデザイン。JJファッションや渋カジといったファッションでのれば、走っているときも止まっているときも“エモい”。80年代のダサかっこいい世界観にどっぷりハマれる。
こちらのタフト80’sは、街乗りでもアウトドアでも、どんなシーンにもすっとハマるデザイン。バンパーにもクロームメッキ風のシルバーを横一文字に入れて、顔全体を引き締めている。
また、リトルD.とは対象的に、グリルとバンパーのシルバー部分の間にボディカラーを入れることで、80年代ポップのようなライトで軽快な雰囲気もつくっている。
サイドには、これまた80年代を想わせるフューチャー系ステッカー。トヨタ『ハイラックスサーフ』初代N60系にもこんなデザインあったよね!と思わず納得してしまう、ホット&クールなデザインがいい。
トータルコーディネートで、タイヤ&ホイールも好みに合わせて装着してみよう!
『タフト・リトルD.』と『タフト・80’s』ともに、好みのホイールとタイヤでさらに魅せてもいい。どんな足回りがいいかは、ダムドに聞けばいろいろアレンジ案を出してくれる。
ちなみに、タフト リトル D.はクリムソン ディーン クロスカントリーのホイールと、ホワイトレターが特徴のタイヤ マッドスターの組み合わせ。ディッシュ部分がボディ同色に塗られているのもポイントの1つ。
一方でタフト・80’sは、ディーン クロスカントリーをブライト2000という塗料で塗ったダムドらしいデモカーオリジナルアレンジ。そこに、リトルD.同様マッドスターを組んでいる。どちらもダムドのボディキットとの相性は抜群だ。
ホイールとタイヤはクルマの印象を大きく変えるパーツの1つ。トータルでコンプリートカーをつくっているダムドだからこそわかる、間違いない組み合わせでクルマのトータルコーディネートを楽しもう。
ダムドコンプリートカーは、全国150店舗以上ある正規ディーラー・販売協力店でそのまま買える!
実はダムドのこうした「コンプリートカー」は、全国150店舗以上をネットワークする車両販売協力店で、購入することができる。一部の店舗では展示車も飾られている店舗もあるので、ぜひ直接観て触れて購入を検討してほしい。
ダムド車両販売協力店は、北は北海道から、南は宮崎・熊本まで。「ほしい!」と思った瞬間に、こうした最寄りのダムド車両販売協力店に行ってみるというのも手。(ショップリストはこちら)
ダムドは今後もこうした販売協力店を拡大し、全国どこでもダムドコンプリートカーが手に入るように、パートナーを募集している。
こうしたダムドのファッショナブルでスタイリッシュ、ストーリーがあるコンプリートカーを「まるっと買う」が、いまトレンド。こうしたダムドモデルに「いいじゃん!」と思った人は、ダムド公式ホームページへ。タフト リトルD. / 80’sを筆頭に、思わず「ほしい!」と思う自分だけの1台を見つけてみよう!
取材協力:ARIZONA ROUTE 66
《text:大野雅人》