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car audio newcomer! TOYOTA TANK(オーナー:朝野裕貴さん) by サウンドステーション ウイニング 後編

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スピーカー交換とディスプレイオーディオを滋賀県のウイニングで取り付けた朝野さん。愛車のタンクの音の進化に満足し毎日オーディオを楽しんでいたのだったが、あることがきっかけで低音強化のグレードアップをスタート。どんな方向性に進むのかこうご期待。

ライブの迫力を愛車で再現
するために低音の増強を計画

ファミリーカーを購入したのをきっかけにしてオーディオのシステムアップを開始したオーナーの朝野さん。スピーカーにはダイヤトーンのDS-G300を導入して、デッドニングなどもひととおりこなした。加えてカロッツェリアのディスプレイオーディオとのコンビネーションでシステムのグレードアップを果たしてた。

「スピーカーとディスプレイオーディオの取り付けでスゴく良い音になったので、それから1年ぐらいは満足して聴いていました。ドライブに出かけるのも楽しくて、オーディオをグレードアップして本当に良かったと思いました」

しかし、朝野さんに再び転機が訪れる。それは会社の仲間のオーディオのグレードアップがきっかけだった。

「会社の人がクルマのオーディオをグレードアップしたんです。それを見ていたら良いな~と思って、それに引っぱられるようにして自分でも次のシステムアップを考え始めたんです」

今回のテーマは低音の増強だった。普段からロック系のパワフルな楽曲を迫力満点に聴くためには低音の鳴りっぷりが大切だと常々思っていたオーナー。好きなバンドのライブにも夫婦で出かけるほど音楽好きでコンサート会場で聴く迫力あるサウンドは身体で覚えていたのでなおさら低音が欲しくなっていた。

「クルマの中でもライブに近い音を楽しみたいと思い始めたんです。そのためには低音が重要なんじゃないかと思ったんです。低音が分厚いと迫力やライブ感がぐっと出てくるように思ったんです」

DSPアンプの追加によって
充実の低音サウンドを手に入れる

低音の増強といってもどのような方法がもっとも効果的なのかはオーナーも決定打が無かった。サブウーファーの追加がいいのか、それともパワーアンプの追加が効果的なのか?

「自分では判断できなかったのでオーディオ仲間に相談したんです。すると“DSPアンプがあるよ”と教えてくれたんです。かなり興味を持ったのですぐにウイニングに相談に行きました」

ウイニングに着くなりDSPアンプについて質問をはじめたオーナー。ショップには複数のDSPアンプの扱いがあったので、機能について、モデルごとの違いについての説明を受けることになった。

「ショップでいろいろなDSPアンプの紹介を受けたんです。するとDSPを使って音の調整ができて、同時にパワーアンプも追加できることがわかってきました。これはかなりお得なユニットなんだとわかって、ますます欲しくなりました」

すぐさまショップのオススメのひとつにあったヘリックスのM-5DSPを選んだオーナー。選択の理由は現在のシステムをしっかり調整でいることはもちろんだが、将来的にサブウーファーを追加するためのチャンネル数を持つ点だった。

間もなくしてDSPアンプを愛車に取り付けたオーナー。その音の進化ぶりにも満足したという。

「DSPアンプを取り付けて、すぐにわかったのは低音がしっかり・ハッキリと出てきたことです。高域から低域までのバランスも良くなって、すごく聴きやすくなりました。この音の進化もあって、いずれはサブウーファーを追加したいといった思いがますます強くなりましたね」

自分が選んだダイヤトーンの
スピーカーの高音質を再認識

オーディオをインストールしてからはオーナーのカーライフも大きく変わった。週末は相変わらず子供達を連れてのファミリーでのお出かけがメインだが、ウィークデイの夜は近くのショッピングセンターの駐車場に行ってオーディオ仲間と集まることも増えた。

「オーディオ仲間も増えてきて、仕事が終わってから近くの駐車場に集まることもあります。お互いのクルマのオーディオの音を聴きあったり、気になるオーディオ・システムの話をしたり、今はこの時間がすごく楽しいです」

そんな交流の中でオーナーがあらためて発見したことがあるという。それが自分自身の“好きな音の方向性”だった。

「それまではあまり他のクルマを聴いたことがなかったんですが、いろいろなクルマを聴いてみると、あらためて自分はダイヤトーンのスピーカーの音が好きなんだとわかりました。高域がハッキリと聴こえるスピーカーは多いけどDS-G300は低音までがクリアで心地良いんです。サブウーファーを装備している仲間もいますが、愛車の低音はハッキリしていて良い感じだと思うんです」

さらにオーディオをインストールしてから変わったことがもうひとつある。それがイヤホンを買わなくなった点。

「以前は通勤の時に音楽を聴くためにいろいろなイヤホンを買って試していたんです。低音の厚みや迫力が欲しくて次々イヤホンを買っては試していました。しかし、カーオーディオで良い音を体験してからはまったくイヤホンが欲しくなくなったんです。なので、その分の予算をクルマに回しています」

オーディオの高音質化でライフスタイルさえも変わってきたオーナー。求めていた低音の厚みやクリア感にも徐々に満足感を高め、好きな音に少しずつ近づけている。今後もライブで聴くサウンドに近づくためのシステムアップが続いていく予定だ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《text:土田康弘》

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