BMWの新型『2シリーズ』は、2ドアのクーペとカブリオレ、MPVのアクティブツアラーとグランツアラー、4ドアのグラングーペ、高性能クーペMモデルをラインナップ。グランクーペが「日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021」の10ベストにノミネートされるなど、高い評価を受けている。
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クーペ/カブリオレ/M2クーペ、内外装を一新…503万円より
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、内外装を一新するとともに装備を充実させた新型『2シリーズ クーペ/カブリオレ』および『M2クーペ』を8月29日より発売した。
新型モデルはエクステリアデザインを一新し、よりスポーティで洗練されたフォルムを実現。フロントデザインには新世代ヘキサゴナルデザインのアダプティブLEDヘッドライトを装備し、より幅広なキドニーグリルのフレームと、大型化したエアインテークなどを採用することでワイドなデザインを際立たせている。リヤには新デザインのL字型LEDコンビネーションライトを採用し、立体感を強めたデザインとしている。
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アクティブツアラー/グランツアラー 改良新型を発売 374万円より
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、デザインを刷新した『2シリーズ・アクティブツアラー』(BMW 2 Series Active Tourer)と『2シリーズ・グランツアラー』(BMW 2 Series Gran Tourer)改良新型モデルを6月28日より発売した。
両モデルは2014年、BMWブランド初のFF車、マルチパーパスビークル(MPV)として登場。アクティブツアラーは2列シートの5人乗り、グランツアラーは3列シートの7人乗りで、いずれもスポーティな走行性能と広い室内空間、快適性・安全性を備え、高い支持を得ている。
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M2コンペティション国内販売開始、最高出力410ps 873万円より
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、高性能コンパクトクーペ、新型BMW『M2コンペティション』(BMW M2)を8月23日より発売した。
M2コンペティションは、上級モデル『M4クーペ』や『M3セダン』と共通仕様の3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する『2シリーズクーペ』のトップモデルだ。
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4ドアクーペ・ラインアップが完成 369万円より
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、BMWコンパクトセグメント初の4ドアクーペ『2シリーズ・グランクーペ』を新たにラインアップし、10月31日より受注を開始した。納車は2020年4月以降の予定。
「グランクーペ」はBMWの4ドアクーペに冠せられる名称。2012年に『6シリーズ』から発売され、以降、『4シリーズ』、『8シリーズ』に拡大。今回の2シリーズ・グランクーペの導入により、全セグメントにおけるラインアップが完成する。
4ドアクーペ・ラインアップが完成 369万円より 画像
【グランクーペ 試乗】コンパクトBMWの特徴が明確になってきた…渡辺陽一郎
新しい価値を備えるBMWの前輪駆動プラットフォーム
BMWはスポーティな運転感覚を特徴とするブランドで、駆動方式も後輪駆動とこれをベースにした4WDが多い。後輪駆動では、操舵は前輪、駆動は後輪と役割を分けるから、操舵感が駆動力の影響を受けにくい。加速時には荷重が後輪に加わって駆動力の伝達効率も優れ、前後の重量配分も均衡する。
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【グランクーペ 試乗】要注目のニューカマーだ…岡本幸一郎
『2シリーズ』にもグランクーペがラインアップされるのを心待ちにしていた人は少なくないことだろうが、実車と対面した第一印象は、まずはとてもスタイリッシュであることに感心した。テールエンドにかけての流麗なルーフラインが絶妙で、BMWの最新デザインコンセプトを採用した、ちょっと妖艶なリアデザインも印象に残る。
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【グランクーペ 試乗】自然の摂理に則った軽快感の「218d」…島崎七生人
BMWとしての新しい“キャラ”を打ち出している
「2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベストカーにも選ばれた『2シリーズグランクーペ』。このクルマは、乗ってみると、BMWとしての新しい“キャラ”を打ち出していることがよく分かる。
試乗車は(長いが正式名を書くと)「218d Gran Coupe Play Edition Joy+」というモデルだった。以前に4WDかつトップモデルの「M235i xDrive」のレポートをお伝えしたが、今回は前輪駆動(FF)で、2リットルの4気筒ディーゼルターボを搭載するモデルだ。
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《text:滑川寛》