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超ビギナー向け! Bluetooth時代のカーオーディオメインユニットの選び方 【おすすめ10選】

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超ビギナー向け! Bluetooth時代のカーオーディオメインユニットの選び方 【おすすめ10選】全 11 枚写真をすべて見る

愛用のカーオーディオメインユニットの使い心地に、不満を持ってはいないだろうか。特にスマホをワイヤレス接続できない場合、それを不便だと感じているドライバーは多いに違いない。その不満を解消するための手っ取り早い方法とは…。

答はズバリ、「Bluetoothに対応したモデルに買い換える」である。

昨今メインユニットにおいてのBluetooth対応は、ひと昔前と比べて広がっている。以前なら、ある程度グレードの高いモデルでないとBluetoothには対応していなかった。しかし今ではベーシック機にも対応が広がりつつある。Bluetoothに対応したモデルが、より手軽に手に入るようになってきた。

さて、問題は「何を選ぶべきか」だ。そこのところを明らかにすべく当記事をお贈りする。チョイスの際のポイントを詳細に解説し、さらには人気モデル10機種をランキング形式で紹介していく。愛用のメインユニットがBluetoothに対応していない方は、そして対応機であってもある程度旧くなっているのなら、当記事を要熟読!

目次

  1. Bluetooth対応機なら、音楽アプリの操作を車載機側で行える!
  2. Bluetooth対応機なら、接続を自動で行える!
  3. Bluetooth対応機なら、ハンズフリー通話も可能に!
  4. Bluetooth対応機なら、“ストリーミング”も快適に楽しめる!
  5. Bluetooth対応機の選び方
  6. Bluetooth対応メインユニット、おすすめランキング10選
  7. 取り付けは、“カーオーディオ・プロショップ”にお任せを!
  8. まとめ

Bluetooth対応機なら、音楽アプリの操作を車載機側で行える!

最初に、メインユニットがBluetoothに対応することでどのような利点が生まれるのかを解説していく。実は、得られる利点は「スマホのワイヤレス化が果たされること」にとどまらない

それ以外の利点は主には3つある。1つ目は、「音楽アプリの操作をメインユニット側で行えること」だ。例えば、スマホのヘッドフォン端子とメインユニットのAUX端子(外部音声入力端子)とをピンケーブルで繋いだ場合、選曲等の操作はスマホ画面で行うこととなる。

しかしBluetooth接続すると、基本操作はメインユニット側で行える。モニターが搭載されているモデルであれば、アーティスト名や曲名、さらにはアートワークも表示でき、曲送りや選曲操作もディスプレイ上で実行できる。場合によってはステアリングリモンでも操作可能だ。利便性が格段に向上する。

Bluetooth対応機なら、接続を自動で行える!

また、メインユニットがBluetoothに対応していると、スマホとの接続は自動で完了する。このことこそを最大の利点だと考えているドライバーも多い。

というのもケーブル接続の場合は、車に乗り込んだときに都度、スマホを取り出し、ケーブルを繋げ、固定するという一連の作業が必要となる。固定はせずに助手席の上にポンと置くだけという場合もあるが、そうであってもこれら作業は案外に面倒だ。

しかしBluetooth接続の場合は、スマホはポケットに入れたままで良い。そのまま車に乗り込みイグニッションをオンにしてメインユニットを起動させるだけで接続される。

ただし、初めて接続する際にはペアリングの設定を行う必要がある。しかしその操作は、その1回限りだ。スマホの機種を変更しない限りペアリングのデータは保存される

Bluetooth対応機なら、ハンズフリー通話も可能に!

そして3つ目の利点は、「ハンズフリー通話機能が使えること」だ。車内での通話に、ハンズフリー用のイヤホンマイクを使っているドライバーもいるだろう。しかしその場合は機材の装着を行う必要があり、音楽を聴いている場合には音量を都度下げなければならない。

しかしメインユニットのハンズフリー通話機能が使えるようになると、機材を耳に取り付けなくても良く、また電話が掛かってきたときには着信ボタンを押せば音楽の音量も連動して下がる機種も多い。またディスプレイに通話履歴を表示できたり、使用頻度の高い連絡先をプリセットしておけたりもする。メインユニットが電話機能をサポートしてくれるというわけなのだ。

Bluetooth対応機なら、“ストリーミング”も快適に楽しめる!

ところで最近は、「音楽は“ストリーミング”で聴く」というドライバーが増えている。

ちなみに“ストリーミング”を楽しむためには、音楽再生機器内に“ストリーミング”のためのアプリをインストールする必要がある。しかし現状、ほとんどのカーオーディオメインユニットは、“ストリーミング”アプリを格納できない。なので“ストリーミング”派も、車の中で音楽を聴く場合にはスマホやDAPを車内に持ち込むこととなる。

そしてその外部機器との接続も、Bluetoothで行えるようになると便利だ。なぜなら、Bluetoothで接続すると“ストリーミング”アプリの操作も車載機側で実行できる。“ストリーミング”も車内で快適に楽しめる。

Bluetooth対応機の選び方

さて、Bluetooth対応機はこれほどまでに便利なのだが、チョイスはどのようにして行うと良いのだろうか。

最初の分かれ道は、「ナビ機」か「非ナビ機」か

カーオーディオメインユニットは、大きく2タイプに分類できる。1つが「AV一体型ナビ(以下、ナビ機)」で、もう1つが「非AV一体型ナビ(以下、非ナビ機)」だ。なのでまずは、これらのうちのどちらにするかを決断しよう。

「そもそもナビは使わない」というのなら、「非ナビ機」の一択となる。対して頻度に関係なくナビを使うこともあるという場合は、ナビは「車載専用機が良いのかカーナビアプリでも良いのか」、ここのところを検討しよう。

ナビの使いやすさを取るか、コストダウンに重きを置くか…。

使いやすいのは車載専用機の方だ。これらは当然ながら車内で使うことを前提に設計されている。地図は車内で見やすいように色遣いが考え抜かれていて、運転中の操作もしやすい。

一方カーナビアプリは地図データがいつも最新というところが利点だ。そしてカーナビアプリで良いという決断をすると、メインユニットの導入コストも抑えられる。「非ナビ機」の方が「ナビ機」よりもリーズナブルである場合が多いからだ。

というわけでナビは車載専用機を使いたいとなると、選択肢は「ナビ機」となり、スマホのナビアプリで良いというのなら選ぶべきは「非ナビ機」となる

「ナビ機」は、選択肢が幅広い!

ちなみに「ナビ機」は、選択肢が豊富であることも利点だ。ベーシック機からハイエンド機までさまざまなグレードのモデルが存在している。

なので、価格差も相応に開いてくる。ちなみに価格差となって表れるのは、画面サイズとAV機能だ。最近はナビ機能での差は少なくなりつつある。なので選択の際には、自分にとって必要な画面サイズとAV機能を考えることがキモとなる。そこを見極めると欲しいモデルに辿り着ける。

ちなみに、Bluetooth対応機が増えていると説明したが、ベーシックグレードの中には対応していないモデルが一部ある。廉価なモデルを物色する際には特に、Bluetooth対応の有る無しの確認をお忘れなく。

「非ナビ機」の中での注目株は「ディスプレイオーディオ」!

続いては「非ナビ機」のチョイスの際のポイントを説明していく。ちなみに昨今人気が高まっているのは「ディスプレイオーディオ」だ。「ディスプレイオーディオ」とは、本体にモニターを備えた機種のことを指す。

ちなみに「ディスプレイオーディオ」が登場する以前は、「非ナビ機」を選ぶとモニターまでも失うこととなっていた。しかし「ディスプレイオーディオ」ではそうはならない。結果、映像系ソースも楽しめるしバックカメラの映像も映し出せる

車内でスマホを使い倒したい場合には…。

「ディスプレイオーディオ」の中からマイベストを選ぼうとするときにはまず、“Apple CarPlay”と“androidauto”に対応したものが良いか、そうでなくても良いのかを決断したい。これらへの対応の有る無しで価格がそこそこに開いてくるからだ。

もしも車内でスマホを使い倒したいと考えるなら、これらに対応した機種がおすすめだ。対応機では、主要なスマホアプリを車載機側で操作できる。例えばナビアプリでは地図を車載機のモニターに映し出せ、操作もモニターにタッチして実行できる。

リーズナブルな機種が良ければ、通常メインユニットを!

手軽な「非ナビ機」が良いと思ったら、モニターが装備されていない通常タイプが向いている。

なお、通常タイプには1DIN機と2DIN機とがある。ちなみにバリエーションが多いのは1DIN機の方だ。高機能機からベーシック機まで選り取り見取りだ。ただし、「ナビ機」と同様にベーシックモデルの中にはBluetoothに非対応のものもあるので、そこのところのチェックはくれぐれもお忘れなきように。

ところで1DIN機と2DIN機のどちらにするべきかは、車側の状況によっても変わってくる。1DINスペースしか空いていなければ1DIN機を選ぶしかない。逆に2DINスペースが空いている場合は、利便性と見た目を考えて選択しよう。ちなみに1DIN機を選ぶと余ったスペースに小物入れ等も設置できる。2DIN機を選んだ場合には、そのスペースをメカで埋め尽くせる

Bluetooth対応メインユニット、おすすめランキング10選

第10位

KENWOOD 1DINメインユニット U381BT 価格:オープン

KENWOOD
1DINメインユニット U381BT
価格:オープン

カーオーディオメインユニットを多彩にリリースしているケンウッドの、1DINメインユニットの上級モデル。“Alexa”に対応していることが最大の特長。Amazon Alexaアプリをインストールしたスマホを用意すれば、多彩な音声操作が実行可能となる。例えば、「ノリの良い音楽をかけて」とか「明日の天気は?」といった呼びかけに対してメインユニットが応じてくれる。Bluetooth関連では、ハンズフリー通話の音質が高いこともストロングポイント。サウンド調整機能も充実。

第9位

carrozzeria 1DINメインユニット(クレイドル内蔵) MVH-7500SC 価格:オープン

carrozzeria
1DINメインユニット(クレイドル内蔵) MVH-7500SC
価格:オープン

スマホをディスプレイとしても活用する前提のユニークな1DINメインユニット。なお、車内でスマホを使おうとするときに問題となるのはアプリの起動。スマホを見ながらでなければ行えないからだ。しかし当機なら、主要アプリの起動はブラインドタッチで行える。本体に各アプリの起動スイッチが備えられていて、それらには凹凸が付けられているので手触りで探しあてられる。音調整機能も多彩に装備。タイムアライメント、13バンドグラフィックイコライザーも搭載。

第8位

三菱電機 ダイヤトーンサウンドナビ NR-MZ300PREMI-3 価格:26万8000円

三菱電機
ダイヤトーンサウンドナビ NR-MZ300PREMI-3
価格:26万8000円

カーオーディオ愛好家から絶大な支持を得ているハイエンドモデル。ハイエンドたるポイントは「サウンドチューニング能力が高いこと」と「素の音質性能が高いこと」。ゆえに当機に換えると、純正スピーカーのままであっても音の質そして聴こえ方がガラリと変わる。超ビギナー向けというには高額ではあるが、音にこだわりたいと考えるならば当機もチェックして損はない。なお当機の取り付けとチューニングは技術と経験を有する“カーオーディオ・プロショップ”に任せたい。

第7位

Clarion Quad Viewナビ NXV997D 価格:オープン

Clarion
Quad Viewナビ NXV997D
価格:オープン

9型HDディスプレイ搭載機。ちなみに同シリーズには8型モデルもある。両機の最大の特長は“Quad View”機能が搭載されていること。ナビゲーション、ツール、オーディオ/ビジュアル、アプリケーション/ショートカット、以上の4つのエリアを、一画面や4分割に自在に表示できる。また、スマホと連携することで、車での移動から徒歩ルートまでをナビゲートしてくれる“Door to Door ナビゲーション”機能を使えるようにもなる。家の中でドライブのプランを練り、それをナビに転送できる

第6位

carrozzeria 1DINメインユニット DMH-SF700 価格:オープン

carrozzeria
1DINメインユニット DMH-SF700
価格:オープン

当機は、1DINの本体+フローティング9型大画面という新基軸のディスプレイオーディオ。1DINスペースしかない車種でも、センタークラスターパネル内に9型大画面を設置可能に。機能が多彩であることも特長。“Apple CarPlay”と“androidauto”に対応し、また専用アプリ“CarAVAssist”をスマホにダウンロードすることで、当機のディスプレイでブラウザを使ってネットサーフィンができるようになる。高音質機能もさまざま搭載。ハイレゾ音源のネイティブ再生に対応し、HDMI端子も装備。

第5位

KENWOOD 彩速ナビ MDV-M907HDF 価格:オープン

KENWOOD
彩速ナビ MDV-M907HDF
価格:オープン

操作レスポンスの速さと画質の美しさを特長とするケンウッドの『彩速ナビシリーズ』。当機はその中の最新機種にして最上級機。ディスプレイをフローティングさせて9型大画面の汎用化を図り、しかもその画面にはHDパネルが採用されている。音にもこだわりが満載。ハイレゾ音源への対応力も高く、さまざまなファイルフォーマットの再生が可能。Bluetoothはハイレゾ音源を高音質に伝送できる“LDAC(エルダック)”にも対応している。サウンドチューニング機能も豊富に搭載。

第4位

KENWOOD ディスプレイオーディオ DDX5020S 価格:オープン

KENWOOD
ディスプレイオーディオ DDX5020S
価格:オープン

ディスプレイオーディオを早くからリリースしてきたブランドの1つであるケンウッドの、当ジャンルの最新機種。“Apple CarPlay”と“androidauto”にも対応している高機能タイプ。Bluetoothのコーデックは比較的に高音質な規格であるAAC。ハイレゾ音源の再生に関しては、対応フォーマットの幅広さでは同社『彩速ナビ』のフラッグシップ機にはおよばないものの、192kHz/24bitまでのFLACフォーマットの再生が可能。コスパも高く、価格と性能のバランスも良好。

第3位

ALPINE ビッグX EX11NX-AV 価格:オープン

ALPINE
ビッグX EX11NX-AV
価格:オープン

アルパインは、“車種専用”にとことんこだわっていることでもおなじみ。カーナビでも“車種専用”モデルを多彩にラインナップ。上位機種では周辺パネルも専用設計し、特に美しいフィッティングを実現している。サウンドチューニングも各車の車室内の状況に合わせて最良のコンディションとなるように設定ずみだ。また、カメラ映像内には車種専用のカメラガイド線も表示する。主要な操作をあらかじめ設定されたキーワードで操作できる“ボイスタッチ”も搭載している。

第2位

Panasonic ストラーダF1X PREMIUM10 CN-F1X10BLD 価格:オープン

Panasonic
ストラーダF1X PREMIUM10 CN-F1X10BLD
価格:オープン

フローティング構造を真っ先に取り入れ、大画面ナビの汎用化を実現させたパナソニックの『ストラーダ』。当機はその最新シリーズのトップエンドモデル。なんとディスプレイは、10V型有機EL。有機ELは自己発光方式なのでバックライトを必要とせず、結果引き締まった黒の表現が可能となる。さらには薄型化も果たされている。ちなみに同シリーズの旗艦機は従来モデルから光の反射に強い等高画質であることを強みの1つとしていたが、そこが一層伸長。ブルーレイも再生できる。

第1位

carrozzeria サイバーナビ AVIC-CQ910-DC 価格:オープン

carrozzeria
サイバーナビ AVIC-CQ910-DC
価格:オープン

ドコモのデータ通信(LTE)をWi-Fiを用いて利用できる車載向けインターネット接続サービス“docomo in Car Connect”。当機はそれが利用可能となる“ネットワークスティック”を同梱している。これを使うことでナビがWi-Fiスポット化する。また『サイバーナビ』は他にはない特別なAVソースを搭載。“ストリーミングビデオ”ではナビ画面上でブラウザを介してYouTubeが観られ、“レコーダーアクセス”では自宅のBDレコーダーと繋がれる。サウンドチューニング機能もハイレベル。

取り付けは、“カーオーディオ・プロショップ”にお任せを!

ところで、メインユニットの取り付けをDIYで行うドライバーは少なくない。純正メインユニットを外せるスキルがあれば、それも可能だ。

しかしそういった作業に慣れていない方にとっては、“カーオーディオ・プロショップ”が頼りになる。より安全に確実に取り付けを完了してくれるし、煩雑な配線作業も間違いなく実行してくれる。

なお、通常の大画面ナビは取り付けられる車種が限られるのだが、“カーオーディオ・プロショップ”ならば適合表に載っていない車種への取り付けも可能となる場合が多い。ある程度の加工が必要となるが、それほど大掛かりにならないケースもある。相談してみる価値は大だ。

まとめ

メインユニットは、Bluetoothに対応することで使い勝手が1ランク上昇する。もしも愛機がこれに対応していないのなら、対応機への買い換えのご検討をぜひに。

ちなみに「ナビ機」も「非ナビ機」も年々進化を遂げている。5年も経つと、使い勝手は結構変わる。旧いモデルを使っているならなおさら、Bluetoothきかっけで最新機種へと交換してみよう。ドライブの充実度も上がるはずだ。

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《text:太田祥三》

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