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【プロショップ訪問記】サウンドステーション AVカンサイ宝塚店(兵庫県)シンプルなセットからハイエンドDSPまで豊かな経験と高い技術で応えてくれる

カーオーディオショップ訪問記

【プロショップ訪問記】サウンドステーション AVカンサイ宝塚店(兵庫県)シンプルなセットからハイエンドDSPまで豊かな経験と高い技術で応えてくれる全 9 枚写真をすべて見る

サービスの向上のため5年前、神戸から移転。サウンドステーション・AVカンサイ宝塚店(兵庫県伊丹市荻野6-65)をご紹介しよう。

アクセスは中国自動車道・中国宝塚インターから東へ約3km、池田インターから西へ約4kmほどで国道176号線沿いにお店がある。AVカンサイは堺店、宝塚店、そして大阪市内に天王寺店があり、カーオーディオとホーム(オーディオ)シアターともに全国に名を轟かす有力店だ。

近年の音創りの傾向やユーザーからの要望などを訊いてみた。「カーオーディオの専門店として長年、販売と取り付けを続けてきました。手前味噌ですが満足していただけるモノの提案、さまざまな車種に対しての音創りが出来るようになってきたと自負しています」と店長の西村さんは語る。

現状を直視すると新しく設計されたハイグレードなクルマは電子制御化が進み、使いやすさと安全性を兼ね備えている。オーディオ本体はインパネと一体化が図られていて、アフターオーディオ(市販品)の搭載が難しい、または出来ないのではないか?と相談に来られるユーザーが多く、中でも音質に不満を持つ人が大半を占めているそうだ。機能面では純正オーディオは使い易いので不満を感じる人は少ない。ということで現状のままで音質アップを図りたいという要望に応えるため、DSP(デジタルシグナルプロセッサー)の導入が年々増えている。ただ2DIN(幅180mm×高さ100mm)スペースを有するクルマに対しては高性能ナビを推奨することが多いそうで、DSP回路を内包したハイレゾ音源が聴ける一体型ナビは価格以上の魅力があることは確かである。単体DSP(アンプ内蔵型DSPを含む)を選ぶか、高性能ナビを選ぶかはユーザーの判断となるが、最終的に音質向上と的確な音場創出がポイントとなってくれる。これらをクリアするには、シャープな音調整が出来るプロショップ・インストーラーのノウハウあってこそと断言しておく。

DSPとはデジタル回路を駆使して各スピーカー(クロスオーバー設定)の周波数及びスロープほか、イコライザー、タイムアライメントなどの調整が細やかに行える。車室内の音響特性はホーム(家庭)と比べ良くないため、個々の調整を施すことが必須だ。とくにハイファイ音源を十分なクオリティで楽しむとき、正確なチューニングが功を奏する。ということでDSPに大きな期待が寄せられている。DSPは年々、各社から新機種が発売されていて豊富なバリエーションから選ぶことができる。単体DSPほか、パワーアンプ内蔵型DSPも人気機種のひとつ。入力系は近年のマルチチャンネルに対応していて国産、欧州車の純正オーディオすべてに対応する。

西村さんに売れ筋を尋ねてみると、はじめて購入するユーザーには10万円強のアンプ内蔵型DSPがお勧め。または"You Tube"が楽しめるサイバーナビ(9V型)AVIC-CD910-DCやXシリーズの技術を継承したAVIC-CL902XSllの販売が好調だ。DSPまたはナビの購入後、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)の追加で購入をするユーザーも多いという。デジタル機器に詳しい同店はハード面だけでなくソフト面(音源)の情報やアクセサリーについても詳しいので心配無用である。

純正オーディオはもちろん、既存のシステムを含め、サウンドに不満なら諦めないで先ずは相談してほしい。西村さん、インストーラーの田村さんが笑顔で迎えてくれる。

《text:永松巌》

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