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car audio newcomer! レクサス GS450h(オーナー:秋山純一さん) by  東京車楽 後編

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スピーカー交換で高音質化を実感した秋山さん。以来すっかり常連となった埼玉県の東京車楽で、初めて知ったDSPアンプに興味を持ち次なるシステムアップを計画。さらにブルートゥースユニットを取り入れるなど音にこだわったシステムの進化が続いている。

DSPアンプの存在を知り早速導入
明確な定位の再現が可能になった

愛車の音質向上を狙って初めてプロショップを訪れた秋山さん。スピーカーにビーウィズのリファレンスAMをチョイスし、グレードアップした音を聴いていると、ますますオーディオの楽しさに魅了されていった。情報収集も兼ねて東京車楽にたびたび来店するようになったオーナー、いろいろなオーディオに関する話を聞く中で気になったのがDSPだった。

「最初は興味半分で聞いていたんですが、純正ではほとんど備わっていない調整機能を大幅にアップできると知って強く惹かれたんです。さらにパワーアンプを内蔵しているDSPアンプと呼ばれるユニットもあることを知りました。オールインワンで何でもできちゃう、これはスゴいと思いました。しかもここまで高機能なユニットだと価格的にも高価なのだと想像しましたが、意外に手頃な金額で手に入るのも魅力的でした。これを使えばトゥイーターの調整もいろいろなことができそう。それでAピラーへの埋め込みと合わせてDSPの導入を決めました」。

こうして選んだのはビーウィズ・プラグ&プレイブランドのDSPアンプであるDSP1080。ずっと懸案だった高域の情報量アップとデザイン性の両立のためトゥイーターをAピラーにビルトインするのと同時に導入することを決定した。そしてインストールが完了し納車されると音の激変に満足するオーナー。

「音が中央にピタッとフォーカスしたのが印象的でした。ホームオーディオのように左右のスピーカーから等距離で聞いている感覚で、音が中央に定位して安定しているんです。これが求めていた音だったんだと改めて思いました」。

ブルートゥースユニットの導入で
音質の大幅なレベルアップを体感

何事にも貪欲なオーナーは、DSP1080を取り付けるだけでは満足しなかった。その後はショップに足繁く通って、少しずつDSP1080による調整を煮詰めていく。

「わずかな音場のズレなども微調整で修正できることがわかってきて、ショップに行くたびにいろいろリクエストして再調整してもらいました。調整をするたびにだんだんと狙った音に近づいていくのも楽しい経験でした。いまでは狙った音場がピタッとでき上がって、かなりの完成度に仕上がっていると思っています」。

DSPアンプの導入で新しいオーディオの魅力を知ったオーナーだったが、さらにショップでは新たな情報としてブルートゥースユニットの存在を紹介される。

「もっと音を良くする方法が無いかと探していたところに、出会ったのがビーウィズのブルートゥースユニットRT-1でした。これを使えばスマホの音源をブルートゥース経由で直接DSPアンプにインプットできる、そのため純正システムと音声信号を完全に分離できると考えたんです」。

無線接続による利便性もさることながら音質アップのためにRT-1の導入を決めたオーナーだったがその音は期待以上のものだった。

「音の変化に感動しました。この時の音の進化は経験したことのないほどのレベル、まさに雲泥の差でした。これまで音に掛かっていた薄い膜がすっかり取れた感じの音で、クリアで鮮明になりました。自宅のホームオーディオに負けない音になったと感じました」。

プロショップとの付き合いも濃密で
次なるシステムアップも早くも検討中

徐々にシステムアップを続け、好きな音へのレベルアップを果たしてきたオーナー、現状での完成形となった愛車で音楽を聴くためのドライブに出かけることも多くなっている。

「オーディオを聴くために長時間のドライブを楽しんでいます。通勤は15分程度なんですが、出勤時のモチベーションを上げるには良い音のオーディオは効果的抜群なんです。また帰宅時にはまっすぐ帰らずにドライブを楽しむことも多くなりました」。

よく聴くのはJ-POPからクラシック、インストルメンタルの曲など。特に最近は女性ボーカルの曲を聴くことが多くなっているという。

「純正システムだと女性ボーカルの高域がキンキンと鳴ってしまって気になるケースもあったんですが、今のシステムになってからは“これが本当の声なんだ”と納得できる落ち着いた音になっています。ボーカルの息づかいも聴こえてくるところも気に入ってます。いろんな曲を聴いて細部を確かめたくなったのも今のオーディオが完成してからです」。

今の愛車の音に現状では満足しているオーナーだが、早くも次のシステムアップをプラン中だ。

「サブウーファーを追加したらどうなるのだろうとか、スマホをブルートゥースではなく有線で接続したらどうかなど考えています。そんなことを考えている時が一番楽しい時間ですね」。

愛車の音が自宅のホームオーディオに追いついたと感じているオーナー。次は超えていきたいと思えるようになりゴールがどんどん高いところに設定されているという。

「当初はスピーカー交換とデッドニングで終わるつもりでしたが、手をかければかけるほど音が良くなるのが楽しいです。ショップとの出会いも大きかったと思います、たびたび東京車楽に行ってアドバイスがもらえて居心地も良いです。任せられるスタッフがいる信頼の置けるショップだと感じています」。

すっかりショップの常連になり、貪欲にオーディオの知識を吸収するオーナー。どうすれば音を良くできるかをショップスタッフと一緒になって考える時間も楽しんでいる。プロショップとの関係をうまく作った例と言えるだろう。今後も気になるシステムアップを実施して、さらなる高音質化を狙い続ける。

《text:土田康弘》

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