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PLUG&PLAY640+RT-1で高品質なブルートゥースオーディオが楽しめる!

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4チャンネル内蔵アンプを備えたPLUG&PLAYブランドのDSPアンプ「PLUG&PLAY640」。コンパクトなボディに高機能を詰め込み、純正オーディオをレベルアップさせるのに絶好。シンプルなシステムで音質アップを望むユーザーにはぴったりのユニットの登場だ。

純正システムからのシステムアップも手軽
コンパクトで高性能なDSPアンプを導入する

手軽に高音質を得るシステムを構築するにはDSPアンプは重要なキーユニットのひとつになる。最小限のシステム変更・追加で狙い通りの音質を得るにはコンパクトで手軽、なおかつ多機能なDSPアンプを用いるのがひとつの解決策となるのだ。
そこで注目したのがBEWITH(ビーウィズ)のセカンドブランドであるPLUG&PLAY(プラグ&プレイ)から登場した新製品「PLUG&PLAY640」。

このユニットは4chハイレベル入力/2chラインレベル入力を備え接続の汎用性の高さも確保。さらに内蔵アンプには25W×4chを備えスピーカーを高精度にドライブする能力を備えている点もポイント。もちろんDSPの調整機能も優れ、全チャンネル独立31バンドイコライザー、タイムアライメント、クロスオーバーといった高精度な調整機能を備えている。

またPCと測定用マイクを使うオートチューニングにも対応。テスト信号を再生すると、自動的に車内の音響特性を測定して、タイムアライメントやイコライザーなどの補正を実施する。すべてがオートで行われるので手間もなく精度も高いのが特徴だ。手動での調整ももちろん可能。よりかゆいところに手の届く、きめ細やかな調整が実施できる。

DSPアンプを搭載したデモカーS660をチェック
シンプルシステムながら高音質&高機能を実現

注目のDSPアンプである「PLUG&PLAY640」を搭載したBEWITHのデモカーであるホンダS660をチェックしてみた。純正オーディオはそのままで「PLUG&PLAY640」を設置。純正のスピーカーレベル出力を利用するというシンプルなシステムを構築した。またBEWITHのワイヤレスオーディオレシーバー「RT-1」を用いることでブルートゥースを経由し、スマホなど手持ちの音源を高音質に再生するシステムデザインとした。

またフロントスピーカーにはBEWITHの「ReferenceAM」をチョイス。2ウェイセパレートの同スピーカーをマルチで接続。「PLUG&PLAY640」を使って2ウェイを個別にコントロールしている。このようなマルチシステムでオートチューニング機能を使用する場合は事前にクロスオーバーの設定が必要になるが、ハードルはなお低いと言える。今回は手動による微調整も同時に施され、さらにきめ細かくバランスが取られていた。さらに「PLUG&PLAY640」には高音質設計の内蔵アンプを備えている点にも注目。DSPによる調整機能に加え、クオリティの高い内蔵アンプでスピーカーを余裕でドライブするのも高音質のカギとなっている。

そんな高機能&高性能な「PLUG&PLAY640」だが、ユニットサイズは165mm×98mm×34mmと非常にコンパクト。車室内空間が限られているS660にもスマートに取り付けできるのも魅力。純正状態を大きく加工することなくシンプルなシステムで高音質化が図れることを証明したのがこのデモカーなのだ。

ワイヤレスで高音質にスマホを接続
多彩な音源再生も魅力のシステムが完成した

デモカーのもうひとつの注目ポイントとなったのがスマホやDAPの活用方法だ。「PLUG&PLAY640」はハイレベル入力、ラインレベル入力を備えている。デモカーではハイレベル入力は純正オーディオからのスピーカー出力を接続しているが、ライン入力にはワイヤレスオーディオレシーバー「RT-1」からのアナログ出力を接続している。なお、ハイレベル/ラインレベル入力の切り替えを手元で行う機能は備えていない。

「RT-1」はスマホなどとブルートゥース接続することで手持ちの多彩な音源を手軽に車内で楽しめるようにする高音質ユニットだ。AACコーデックやaptXコーデックに対応し、ワイヤレス接続でありながら高音質な再生が可能なのが特徴だ。多くの音源をスマホやDAPに保存しているユーザーも多い昨今、車内での再生をブルートゥースによる無線接続でこなせれば手軽。しかも音に一家言をもっているユーザーも納得する高音質設計の「RT-1」を用いることで、さらにワンクラス上の音質を得られるのも魅力と言えるだろう。

シンプルなシステムを組みつつ、高音質化を実現したデモカーのS660。多くのライトユーザーが望んでいる要素を盛り込んだスマートなスタイルで参考にするべき点も多い。そんなデモカーを実際に試聴してみたところ定位の確かさが際立っている。さらに中低域の音の厚みも十分でリスナーを包み込んでくれる音響空間が車内にでき上がっていることを感じた。複雑で高度なシステムを組むことなく、ここまでのサウンドが得られるこの組み合わせ、ライトユーザーのみならず、幅広いユーザー層に注目のシステムとなった。

《text:土田康弘》

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