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【プロショップ訪問記】東京車楽(埼玉県)「カーオーディオを好きになる人を増やしたい!」

カーオーディオショップ訪問記

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首都高速川口線の新郷ICから大宮方面へ5分ほど、という好立地に店舗を構える“東京車楽”(埼玉県川口市赤井2-4-2)。首都圏にある実力店の1つとして知られている同店を訪ね、代表を務める木村さんに、お店の特長やポリシー等々をじっくりと訊いてきた。

さて、“東京車楽”が彼の地でオープンを果たしたのは1999年だ。木村さんは、カーエレクトロニクス系のアフターパーツメーカーで幅広く職務を経験した後、紆余曲折を経て北海道にあった名店“スタジオ車楽”からののれん分けという形で、自身のお店を立ち上げた。

「当初このあたりは、交通の便はあまり良くありませんでした。周辺道路の整備が進んでいなかったんです。でも建物の広さ的に気に入って、ここでの創業を決めました。その後店の前の道路が近隣の幹線道路と繋がり、徐々に交通量が増えていきました。結果論ですが、良いところを見つけられたと思っています(笑)」

周辺の変化について穏やかな口調で教えてくれた木村さんに、続いてはどのようなお客さんが集まるのかを訊いてみた。

「初めてのスピーカー交換をされる方が増えていますね。最近のクルマは燃費性能が重視される傾向があり、軽量化が推し進められています。なのでスピーカーもどんどん軽くなっていて、結果、純正スピーカーには多くを望みにくくなっています。軽いスピーカーは音質性能的に不利ですから。

ですので、スピーカー交換をしたいと思われる方は増加しています。そしてそういった方々はネットでいろいろと研究されるのですが、その過程で当店を知ってくださる方も増えていて。当店では大がかりなハイエンドシステムも手掛けますが、案外、トレードインスピーカーの装着実績も多いんです」

初級ユーザーと接するときには、どのようなことを心がけているのだろうか。

「何を望まれているのかを、じっくりお聞きするようにしています。ご要望にお応えすることが使命だと考えていますから。その上で、そのご要望を実現させるためにはどのような方法があるのかを詳しく説明させていただきます。

ちなみに当店のデモカーにはライトシステムを積んでいて、その音も参考にしていただいています。メインユニットが『ダイヤトーンサウンドナビ』で、スピーカーが同社のエントリーモデルである『DS-G300』。さらにはパワードサブウーファーも導入しています。なお、チューニング機能とサブウーファーはそれぞれオン/オフができるので、有る無しの違いを体感できます」

さらには、次のようにも話してくれた。

「ライトなスピーカー交換プランであっても、最大限満足していただきたいと思っています。カーオーディオを好きになってくださる方を増やしたいと、常々思っているんです。

低コストな取り付け方をする場合でも、音を良くするためのポイントは多々あります。そういったノウハウは豊富に持ち得ていると自負していますので、それらを駆使して、ご期待以上の音に仕上げられるように努めています」

最後に、こんなメッセージをもらった。

「手軽に良い音を得たいとお考えの方には特に、どしどしお越しいただきたいと思っています。デモカーの試聴だけでも構いません。良い音にご興味があれば、お気軽にお問い合わせください」

カーオーディオプロショップと聞くと敷居が高いと思われがちだが、“東京車楽”は店内&木村さんの雰囲気が柔らかく、居心地が良い。今の音に少しでも不満を抱いているのなら、当店に足を運んで損はない。ぜひに。

《text:太田祥三》

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