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car audio newcomer! スバル WRX RA-R(オーナー:大山翔平さん) by  SOUND WAVE 後編

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走りをメインにした方向性から一転してオーディオをこよなく愛するユーザーとなった大山さん。愛車のWRXにはお気に入りのスピーカーと高音質ナビを組み込み、ゆったりドライブミュージックを楽しむスタイルが現在のカーライフの中心になっている。

高音質のオーディオを組んで
ゆったり走る楽しみを実感

ショップのデモカーを聴いたことをきっかけに、オーディオのシステムアップをはじめたオーナーの大山さん。前編でお伝えした通り、ナビはダイヤトーン・サウンドナビNR-MZ300PREMIを、フロントスピーカーにはブラムのS165.100A/MGをインストールした。オーディオをシステムアップしたことで愛車のWRXが高音質になったためクルマの乗り方も変わってきているという。

「オーディオをインストールしてからは飛ばすことも少なくなりました。以前は走り系のクルマばかり乗り継いできたこともあり、結構スピードを出すシーンもありましたが、このクルマにオーディオを組んでからは落ち着いたドライブになりました」。

オーディオの影響でゆったりとドライブするようになったというオーナー。それは車内の音質が向上したことが理由だという。

「飛ばさなくなったのはオーディオの音をじっくりと聴きたくなったからだと思います。以前とは違って愛車の中は良い音で落ち着いて音楽を聴く空間だという考え方に変わってきたんです。今では気に入ったドライブルートをゆったりと流してドライブミュージックを楽しむのが気持ち良いんです。それに、どうしても手に入れたかったクルマなのもあって大切に長く乗りたいという気持ちも強くなったのもありますね」。

音源をハイレゾ化するなど
独自のデータ処理でも楽しみ中

オーディオをシステムアップしてからは聴く音源にも気を配っているオーナー。主に車内で使っている音楽フォーマットはFLACだ。自宅のPCを使ってCD音源をハイレゾ化するなど、音楽ソースを自分なりに処理してUSBに収録してクルマに持ち込んでいる。オーナーは本職がプログラマーなのでデジタルデータの処理や管理などはお手のもの。さまざまな音源データを処理して楽しんでいるという。

「音楽データを処理することに関しては仲間もたくさんいますので、いろいろな情報交換もしています。聴く曲は国内のポップスからクラシックまで幅広いです。好きな曲をクルマの中で心地良く聴くために音源の処理はあれこれ試したりしています」。

そんなオーナーの音楽の聴き方にはちょっとしたこだわりがあるという。それは特定のアーティストの曲だけをまとめて聴くこと。

「最近ではサカナクションや米津玄師などの曲だけを集めてUSBに収録しています。ぞれのアーティストごとにUSBを分けています。こうしてドライブごとに気分に合わせてアーティスト別のUSBをセットします。いろいろなアーティストを混ぜて聴くのではなく同じアーティストの曲をずっと聴き続けるのが好きなんです。車内には常にいろんなアーティスト別のUSBを積み込んでいます」。

またオーディオが高音質になってから音の細かなニュアンスも気になるようになったという。

「もともとヌケの良い高域がすごく好きだったんです。オーディオをインストールすると高域のサウンドもすごく良くなって気持ち良い音になりました。しかし、しばらくしてスピーカーのエージングが進むと少し低音が強く感じられてきました。それでショップに行って再調整をお願いしたんです。調整で少し低音を抑えてもらって好みのバランスに戻しました。そんな音の変化を感じたり、調整で音を進化させるのもオーディオの楽しみだと思います」。

ホームシアターがきかっけで
低音の重要性を知り増強を検討

スピーカーやナビをシステムアップしカーオーディオの高音質サウンドにどっぷり浸かっているオーナー。その影響から自宅には新たにホームシアターを導入した。

「クルマの音が良くなると家でもクルマの中と同じように良い音で音楽を聴きたくなったんです。それでホームシアターを買ったんですが、そのシステムにはウーファーが付いていたんです。するとクルマで聴く音とは明らかに違っています。その音を聴いていると低音がしっかり出ている音も心地良いなーと感じてきたんです。そんなこともあってクルマでも低音を強化したいと思い始めました」。

ホームシアターの影響から低音を加えた音のバランスが心地良く感じてきたオーナー、今後はシステムにサブウーファーを追加することを考えている。またサブウーファーのインストール方法も検討中だ。フロアに埋め込むスタイルを見て「こんなシンプルなスタイルならインストールしたい」と思うようになっているという。

このように、少しずつオーディオを進化させることで変化を楽しんでいくというのがオーナーのスタンス。

「グレードアップは一気に行わないで少しずつ手がけて長く楽しみたいと思っています。走り系のクルマに乗っていた時も、マフラーを変えたりコンピューターを交換したり、徐々に変化を楽しみました。その時に一気にやらないで進化を楽しむスタイルを学んだのでオーディオでもそれを取り入れて行こうと思っています」。

自分なりのスタイルで、オーディオの進化を楽しむオーナー。大好きなWRXに少しずつ思い通りのオーディオシステムを追加していく日々が当分続きそうだ。

《text:土田康弘》

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