カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! DAIHATSU COPEN(オーナー・斎藤公志さん) by lc sound factory 後編

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! DAIHATSU COPEN(オーナー・斎藤公志さん) by lc sound factory 後編
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カスタムレベルの高いコペンに似つかわしいオーディオを組むことを目標にした斎藤さん。コクピットまわりはデザイン性豊かなアウターバッフルなど見どころ満載。インストールを手がけた栃木県のlc sound factoryのテクニックも随所に見られる仕上がりとなった。

ドアのデザインをグレードアップする
上質なアウターバッフルのカスタム処理

ガルウイングや大量の外装カスタムを込めたコペン。それに負けないカスタムオーディオを作り上げた内装も見どころのひとつだ。ガルウイングや大量の外装カスタムを込めたコペン。それに負けないカスタムオーディオを作り上げた内装も見どころのひとつだ。

ガルウイングや大量の外装カスタムを込めたコペン。それに負けないカスタムオーディオを作り上げた内装も見どころのひとつだ。

ドアのアウターバッフルはテーマカラーのパープルを使ったデザインが印象的。バッフル面のヘアライン処理も美しい。

ドアのアウターバッフルはテーマカラーのパープルを使ったデザインが印象的。バッフル面のヘアライン処理も美しい。

スピーカーユニットにはロックフォードのT2652-Sをチョイス。デザイン的にもドアのアクセントとして効果的に決まっている。

スピーカーユニットにはロックフォードのT2652-Sをチョイス。デザイン的にもドアのアクセントとして効果的に決まっている。

コペンの限られたコクピットスペースを使って最大限のオーディオインストールを施した斎藤さんのコペン。前編で紹介したシート背面のサブウーファーインストールに加えて、フロントスピーカー群のインストールスタイルにも見どころ満載だ。

内外装カスタムのテーマカラーになっているパープルを使ってドアに作り付けられたアウターバッフルにまずは目がひかれる。ロックフォードT2652-Sのミッドバスをインストールするドアカスタムは完成度が非常に高い。バッフル周囲をパープルで処理、ヘアライン仕上げのバッフル面、さらにはアクリルリングを用いてスピーカーまわりをライトアップする処理など、幾重にも重ねたデザインで奥行きと変化を加えている。ロックフォードT2のフェイズプラグとも相まってデザイン性の高さはピカイチだ。

ドアはフルカスタムが施され、アイボリーやパープル系のレザーを使った処理でまとめ上げる。ミッドバスもそんなドアデザインにうまく融合する形でビルトインされ、ドア全体の一体感もしっかり演出している。

シンプルなAピラーにキラリと輝く
トゥイーターが独特の存在感を放つ

Aピラーにはトゥイーターをビルトイン。イルミ処理でシンプルなAピラーをショーアップするのに一役買っている。

Aピラーにはトゥイーターをビルトイン。イルミ処理でシンプルなAピラーをショーアップするのに一役買っている。

トゥイーターの周囲には細かな凹凸が設けられ角度付けも決まる。滑らかなエグリ処理などデザイン面でのポイントにもなっている。

トゥイーターの周囲には細かな凹凸が設けられ角度付けも決まる。滑らかなエグリ処理などデザイン面でのポイントにもなっている。

サイバーナビをヘッドユニットとして使用するシステムを構築。周囲のパープルのパネルにシックなナビデザインがうまく融合する。

サイバーナビをヘッドユニットとして使用するシステムを構築。周囲のパープルのパネルにシックなナビデザインがうまく融合する。

ロックフォードT2のトゥイーターはAピラーにビルトインされる。ダッシュやドアと合わせてアイボリー系のレザーで処理されたAピラーにトゥイーターをインストール。しっかり角度付けがなされ、周囲に盛り上がり&エグリ処理を加えることで違和感なくピラーとの一体感を出しているのもデザインの妙だ。

さらにトゥイーターの周囲には極薄のアクリルリングを配することでイルミ効果を発揮。あえて単色で処理したピラーにイルミ+グリルによる変化を付けることでトゥイーター周囲をショーアップしているのもこのデザインの見どころと言えるだろう。

ヘッドユニットにはカロッツェリアのサイバーナビをチョイス。インパネまわりもパープル系で処理され、インテリアカスタムのレベルはかなり高いクルマだが、ここにビルトインされるサイバーナビは落ち着いたデザインでスマートに収まっている。オーナーお気に入りのgirl next doorなどの楽曲をクリア&高音質に再生する環境を作り出している。

インテリアカスタムをますます充実中
オーディオ面のグレードアップも続く

随所にカスタムを施したコクピット。テーマカラーとなったパープルを効果的に使ったデザインで統一感を引き出した。

随所にカスタムを施したコクピット。テーマカラーとなったパープルを効果的に使ったデザインで統一感を引き出した。

追加メーターなどを使ったカスタム処理をダッシュ上に施したのもこのクルマの特徴。手数の多さも注目のカスタムだ。

追加メーターなどを使ったカスタム処理をダッシュ上に施したのもこのクルマの特徴。手数の多さも注目のカスタムだ。

まだまだオーディオ面の進化を続けていくというオーナーの斎藤さん。限られたスペースを活用したインストールがお気に入りだ。

まだまだオーディオ面の進化を続けていくというオーナーの斎藤さん。限られたスペースを活用したインストールがお気に入りだ。

もともとカスタムありきで作られたクルマだけに、インテリアのカスタムレベルも非常に高いのがこのクルマの特徴だ。シート背面のウーファーボックスも3D構造でかなり手の込んだデザインだったが、インパネまわりにも随所に加工が施され、ほぼ純正部分を残していないのが見て取れる。ドアのアウターバッフルやAピラーのトゥイーターインストールに加えて、ダッシュの張り替えや追加メーターのビルトイン加工など、ひとつひとつの処理がインテリアのクオリティを上げるのに一役買っている。

そんなカスタムに統一感を与えているのがパープルのカラーリングだ。インパネまわりにはメタリックな色調、ドアパネルにはパステル系のレザー、さらにはシート表皮にもパープルを効果的に使う。しかも同系色ながら、それぞれ色調&テイストを微妙に変えて組み合わせているのも高度なワザ。単調になることなく、なおかつ統一感を損なわないインテリアカスタムが見事に決まった。

外装のカスタムやガルウイング化といった手の込んだカスタム処理に負けないセンス溢れるオーディオカスタムを完成させたコペン。今後もスピーカー取り付けのリメイクやオーバーヘッドのカスタムを計画するなど、ますますオーディオ面でのレベルアップを画策中。完成形がまだまだ先にあるという現在進行形のカスタムカーから目が離せない。

《text:土田康弘》

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