クルマの乗り換えを機会に、初めて本格的なオーディオをインストールすることを計画したオーナーの渡辺さん。オーディオに詳しい先輩から紹介された香川県のサウンドステージでアドバイスを受け、スピーカーやサブウーファーをチョイスする過程を紹介しよう。
先輩のオーディオを見て
愛車へのオーディオの取り付けを決意
クルマを乗り換えることにしたオーナーの渡辺さん。新しいクルマとして狙いを付けたのはヴォクシーだった。
「クルマは2台目だったんですが、新しいクルマを導入するのでナビとオーディオは良いのを付けたいと思ったんです。そこで相談したのがオーディオを付けていた先輩でした」。
どうすれば良いのか? カッコ良くするにはどんな取り付けをすれば良いのか? などオーディオの知識が少なかったオーナーは先輩にいろいろと相談した。
「オーディオでカスタムするのってカッコいいなあ~と思っていたんです。先輩のクルマはAピラーにトゥイーターを埋め込んでいるんです。たまに先輩のクルマの助手席に乗せてもらったときに、目の前のAピラーをまじまじと見て、いいなーと思ったいたんです。それがあったので自分のクルマにオーディオを取り付けるときには、これは絶対やりたいと思っていたんです!」。
クルマのことやオーディオのことなど、いろいろと相談しているときに先輩から「それだったら良いショップあるから紹介しようか?」と教えられたのが今回取り付けをオーダーした香川県のサウンドステージだった。ここはクルマの手配からオーディオの取り付けまでをまとめてオーダーできると聞いて早速出かけることにした。
ショップのアドバイスを受け絞り込み
音質と低音の鳴りからブラムをチョイス
ショップに行くとまずはお目当てだったヴォクシーをオーダー。さらにオーディオはスピーカー交換、さらにはナビの取り付けまでを相談することにしていた。いろいろ相談しないと行けないメニューがあったが、まずはスピーカーはどんなユニットを取り付けるかの相談になった。
「もともとスピーカーの交換を考えたていたんですが、ショップで話を聞いていくと、いろんなブランドがあることを知りました。どうして選べば良いか最初はわからなかったんですが、ショップのアドバイスをもらって、徐々に狙ったブランドを絞り込んでいきました。いくつか候補があった中から最終的に選んだのがブラムでした」。
ブラムの2ウェイユニットである165.85をチョイスしたオーナー。最後の決め手となったのはそのサウンドだった。
「ブラムを選んだのは、とにかく音質が良いことはもちろんですが、低音がしっかりと出るスピーカーであることも決め手になりました。もともと迫力のある低音が欲しいとは思っていたので、自分の好みにぴったりのスピーカーだと思いました」。
低音をさらに強化したくなり
サブウーファーの追加も追加する
スピーカーが決まれば次は取り付けの相談となった。もちろん当初からの希望だったAピラーへのトゥイーターの埋め込み加工は真っ先にオーダーすることにした。これで“オーディオを取り付けるならAピラーの加工をする”というオーナーの願いがいよいよ現実となった。さらに周辺システムにも相談が波及していったという。
「ショップでいろいろ話をしていると、低音をしっかり鳴らしたいと思い始めたんです。そこでスピーカーの交換だけじゃなくサブウーファーの追加もメニューに加えることにしたんです。選んだのはJBLのユニットです。これもショップのアドバイスもあって決定したものです。低音を気持ち良く鳴らせるならば、ぜひ取り付けたいと思ったんです」。
最後にナビもチョイスしている。これは事前にいろいろ調べていたこともあって、ほとんど迷うことなく決定する。
「ナビは最初から大画面のモデルが欲しかったんです。それでヴォクシーに取り付けられる最大の大画面だったアルパインのビッグXにしました。11インチの大きな画面はとにかく魅力的でした」。
こうしてクルマからオーディオ、ナビなどの計画が決まり、あとはクルマの手配を待つばかりとなった。次回の後編では、取り付け後のオーナーのファーストインプレッションや、普段のドライブの変化などを中心に紹介していくこととしよう。
《text:土田康弘》