アクセスランキング

普段はめったに乗れない希少車に同乗体験…北本水辺公園まつり 昭和、平成クラシックカーフェスティバル

自動車ニュース

北本水辺公園まつり 昭和、平成クラシックカーフェスティバル2019全 61 枚写真をすべて見る

埼玉県北本市の水辺プラザ公園で5月25日、「北本水辺公園まつり 昭和、平成のクラシックカーフェスティバル」が開かれ、国内外のヒストリックカー約100台が集まった。

北本市都市公園指定管理者の主催による地域おこしのイベントは今年で6回目となり、2017年から地元の「オール日本ライフクラシックカー倶楽部」(吉崎勝会長)が旧車オーナーに声かけをするなどして協力。その評判も広がり、年ごとに参加台数が増えてきた。

参加資格は、1946年から1999年までに生産された国産、外国製の2輪、3輪、4輪車(ミニカー、サイドカー)。イベント名の通り、荒川沿いの芝生広場にはトヨタ『2000GT』や日産『スカイライン』2000GT-R、日野『コンテッサ』、スバル『360』など昭和の名車に、スズキ『カプチーノ』やルノー『カングー』など”平成生まれ”の車も展示された。

また、来場者を乗車させての公園内低速走行会も開催。ジャガー『Eタイプ』やフォード『マスタング』、マツダ『サバンナRX-7』、ホンダ『ビート』などに家族連れや車好きの若者などが次々と同乗し、敷地内をゆっくりと走行した。「珍しい車に気軽に載せてくれて、すごく良い体験ができた。大きすぎず、程よい規模の旧車イベントですね」と、年配の来場者。小さな子供たちも歓声をあげながら同乗体験を楽しんでいた。

会場内では自然観察会や降雨体験車による豪雨疑似体験、竹とんぼ作りなど、プログラムは盛りだくさん。昨年までは8月開催だったが、今年は猛暑を避けて5月に開かれることになった。それでもこの日は気温が30度を軽く超えて日差しもきつかったが、すぐ近くを流れる荒川からの風も時折あり、芝生広場という環境もあって旧車オーナーたちものんびりと1日を楽しんでいるようだった。

《text:嶽宮 三郎》

編集部ピックアップ

TOP