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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN X-TRAIL(オーナー・竹内靖英さん) by サウンドステーション AVカンサイ宝塚店 後編

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN X-TRAIL(オーナー・竹内靖英さん) by サウンドステーション AVカンサイ宝塚店 後編全 11 枚写真をすべて見る

フロント3ウェイをインストールしつつシンプルなコクピットデザインを作りたかったというオーナーの竹内さん。愛車のエクストレイルに上質な加工を施したのは製作ショップであるAVカンサイ宝塚店。その出来映えをとくとご覧あれ。

Aピラーとドアミラー裏への
インストールが見どころのひとつ

Aピラーにミッドレンジ、ドアミラー裏にトゥイーターをインストールするスタイル。インパクトも十分なデザインとした。

Aピラーにミッドレンジ、ドアミラー裏にトゥイーターをインストールするスタイル。インパクトも十分なデザインとした。Aピラーは純正のイメージをそのまま残してユニットをビルトイン加工。白の人工スエードによる仕上げも美しい。

Aピラーは純正のイメージをそのまま残してユニットをビルトイン加工。白の人工スエードによる仕上げも美しい。ドアミラー裏のトゥイーターパネルはメッシュ素材を使って表面をフィニッシュ。ここでも純正のイメージを作り上げた。

ドアミラー裏のトゥイーターパネルはメッシュ素材を使って表面をフィニッシュ。ここでも純正のイメージを作り上げた。

多くのクルマを聴いてきたオーナーの竹内さん。新たに乗り始めたエクストレイルにインストールするスピーカーにはいくつかの選択肢があった。その中でも最後まで候補に残ったのがモレルだった。それまでの経験値から良い音を出せる可能性が高いと判断したのだ。こうして選んだフロントスピーカーは、トゥイーターにはスプリーモ・ピッコロII、ミッドレンジにはイレイトMW6、そしてミッドバスにはDCM880IIを組み合わせるモレルによる3ウェイだった。

インストール面での見どころもたっぷりだ。フロントスピーカーの取り付けレベルも高い。ミッドレンジをAピラー、トゥイーターをドアミラー裏に取り付けるスタイルだが、Aピラーは加工した上で白の人工スエードによるフィニッシュを施し、純正イメージを残したデザインとした。一方のドラミラー裏のトゥイーターは周囲を黒のメッシュ素材で仕上げて落ち着いた作りとした。スマートなデザインのAピラー&ドアミラー裏のコンビネーションによる中高域スピーカー群のデザイン性がコクピットの見どころとなった。

純正位置を加工してアウター化
巧みなライン合わせでスマートさを強調

ミッドバスを取り付けたドア純正位置。アウターバッフル化されるがポケットなどは残して使い勝手をキープする。

ミッドバスを取り付けたドア純正位置。アウターバッフル化されるがポケットなどは残して使い勝手をキープする。純正のドアパネルとのライン合わせも巧みな仕上がり。ドアにフィットするデザインが見事。モレルのグリルアクセントになっている。

純正のドアパネルとのライン合わせも巧みな仕上がり。ドアにフィットするデザインが見事。モレルのグリルアクセントになっている。コクピットはオーナーが狙ったとおりのシンプルな仕上がり。3ウェイスピーカーを上質に取り付けたインストールが見どころだ。

コクピットはオーナーが狙ったとおりのシンプルな仕上がり。3ウェイスピーカーを上質に取り付けたインストールが見どころだ。

ミッドバスはドアにアウターバッフルを組んでインストールしている。ユニットにはモレルのイレイトMW6をチョイス。アウターバッフルの形状はシンプルだが機能的なデザインとした。純正のスピーカー取り付け位置周辺を加工してアウターバッフル化。ドアポケットはそのまま残し、機能性もスポイルしない。またスピーカーまわりのみのアウター加工ながら純正ドアパネルとのライン合わせもスマートで、違和感を感じさせないインストールとなっている。

さらにモレルのグリルを用いることでプロテクション効果はもちろん、デザイン性でもアクセントとして利かせている。純正ドアパネルから大きくせり出すことなく、バッフルをデザインしているのも普段使いを考えるとメリットありの手法だ。サウンド面はもとより、デザイン性や使い勝手までを考えたアウターバッフルとした。

これらのモレルの3ウェイスピーカーは前回紹介したラゲッジにインストールするシンフォニのパワーアンプでドライブ。サウンドに聞きやすさや柔らかさを引き出すことに成功し、大好きな女性ボーカルを心地良く聴く環境を整えた。

ダイレクターの埋め込み加工や
純正警告灯のアイデア設置などが光る

ダイレクターはダッシュには設置せず、あえてオーバーヘッドにパネルをワンオフして埋め込み設置。操作性もすこぶる良好だ。

ダイレクターはダッシュには設置せず、あえてオーバーヘッドにパネルをワンオフして埋め込み設置。操作性もすこぶる良好だ。音源にもちいているのはiPhone。普段使いも含めてオーナーの使い勝手の良いプレイヤーを用いるのもこだわりのひとつ。

音源にもちいているのはiPhone。普段使いも含めてオーナーの使い勝手の良いプレイヤーを用いるのもこだわりのひとつ。純正機能であるドアミラー裏に設置された警告灯はワンオフしたトゥイーターパネルに移設され、しっかり機能するのも見どころ。

純正機能であるドアミラー裏に設置された警告灯はワンオフしたトゥイーターパネルに移設され、しっかり機能するのも見どころ。音質に徹底してこだわった車作りを実践するオーナーの竹内さん。純正機能を損なうことないシンプルなデザインを目指した。

音質に徹底してこだわった車作りを実践するオーナーの竹内さん。純正機能を損なうことないシンプルなデザインを目指した。

コクピットのデザインはなるべくシンプルで機能的にまとめたかったというオーナー。ダッシュパネルまわりにも華美な加工などは施さず純正ライクな作りを徹底した。
そのため、ヘリックスの操作部であるダイレクターはオーバーヘッドに埋め込みインストールされている。使い勝手は確保していながら、ダッシュまわりはスッキリさせるという、オーナーが望んだとおりのデザインができ上がった。

ヘリックスのDSP-PRO Mk2に入力する音源はiPhoneを用いている。手軽で普段使いもできるのがオーナーのお気に入り。最近はMay J.やJUJU、BENIなどの女性ボーカルをヘビーローテーションで聴くことも多い。柔らかでありながら、出るところはしっかり出るサウンドを作り、それぞれのボーカルの良さを存分に引き出しているのもこのシステムの特徴と言えるだろう。

また、コクピットのカスタムでテーマになったのが純正の機能を損なわないことだった。エクストレイルに装備されているBSW(後側方車両検知警報)は、側方にクルマが接近してくるとドアミラー付近の表示灯が点灯するが、この表示灯を新たに作ったトゥイーターパネルに埋め込み設置しているのもこだわり。点灯時のみメッシュ生地の間から表示灯が見えるシンプルな構造も魅力的だ。

高音質なクルマ作りを徹底した竹内さんのエクストレイル。コクピットデザインはシンプルでスマートなものに仕上がった。好みのスピーカーを使って女性ボーカルを心地良く再生しドライブを楽しんでいるという。満足感たっぷりの愛車が完成した。

《text:土田康弘》

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