メルセデスベンツ『CLA』の頂点に設定されるハードコアモデル、『CLA45』新型のテスト車両を、これまでで最もカモフラージュの薄い状態でカメラが捉えた。
フィンランド山中で捉えた最新プロトタイプからは、偽装の下に刷新された大径コーナーエアインテーク、薄くシャープなヘッドライト、ベースモデルより太いホイールアーチ、カスタムサイドスカートなどが見てとれる。またダミーのグリルの下には、AMG最強の証「パナメリカーナ」グリルを装着する可能性が高い。
テールエンドでは、シャープなテールライトが初めて露出し、トランクリッドスポイラー、4本の爪が見えるディフューザー、クワッドエキゾーストパイプなども確認できる。
ハイライトはその心臓部だ。2.0リットル直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力は416psを発揮することが新たにわかった。8速DCTと組み合わされ、ドリフトモードを搭載する。
またCLA45の下位には、より廉価な「CLA35」が用意される。こちらは「AMGスピードシフトDCT7G」と組み合わされる直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン「M260」を搭載。最高出力306ps、最大トルク400Nmを発揮すると見られている。
ワールドプレミアは、最短で2019年9月のフランクフルトモーターショーとも伝えられているが、『A45』『A45 S』『CLA35』の発表が先に控えていることから、CLA45の発表はまだ先と予想。2020年春頃か。
《text：Spyder7編集部》