カーオーディオをもっと身近に感じるための、『ザ・用語解説!』 Part15 「ソースユニット」編 | Push on! Mycar-life

カーオーディオをもっと身近に感じるための、『ザ・用語解説!』 Part15 「ソースユニット」編

カーオーディオの“敷居”を下げるべく、『用語解説』を展開している。わかりにくい専門用語の意味を解説しながら、カーオーディオの楽しさをお伝えしようと試みている。第15回目となる今回は、「ソースユニット」について考えていく。

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カーオーディオシステムにスマートフォンを接続している一例。
カーオーディオシステムにスマートフォンを接続している一例。 全 1 枚 拡大写真
カーオーディオの“敷居”を下げるべく、『用語解説』を展開している。わかりにくい専門用語の意味を解説しながら、カーオーディオの楽しさをお伝えしようと試みている。第15回目となる今回は、「ソースユニット」について考えていく。


01・「ソースユニット」とは?

早速、「ソースユニット」という言葉の意味を明らかにしておこう。「ソースユニット」とは、音源を再生するためのユニットのことを指す。似た言葉としては、「ヘッドユニット」や「メインユニット」がある。なおこの2つは言い方が異なっているだけで機器としては同じもの、と言っていい。対して「ソースユニット」だけは、少々タイプが違う機器も含んでいる。

「ヘッドユニット」や「メインユニット」は、「ソースユニット」でありつつも、「プロセッサー」でもあり「パワーアンプ」でもあり、場合によっては「カーナビ」であったりもする。役割が多彩だ。しかし「ソースユニット」は、単なる「プレーヤー」も仲間に含まれる。

ちなみに現在は、車載専用の「ソースユニット」はバリエーションが少なくなってきた。かつては「DVDプレーヤー」や、CD再生の専用機である「CDチェンジャー」がシステムに組み込まれることも多々あったのだが、最近は「メインユニット」自体でさまざまなメディアを再生可能なので、他の「ソースユニット」が必要とされるケースが減ってきたのだ。

と思いきや実は、昨今はとある「ソースユニット」が大活躍している。それは何かと言うと…。答は「スマートフォン」だ。これを使えば、大量の楽曲を車内に持ち込むことが可能となる。ゆえに多くのドライバーが、カーオーディオの「ソースユニット」として、これを活用しているというわけなのだ。


02・スマートフォンの導入方法のいろいろについて。

さて、スマホがカーオーディオの「ソースユニット」として幅広く使われているのだが、その導入方法(接続方法)はさまざまだ。

スタンダードなのは以下の2つの方法だ。1つは「USBケーブルで接続する方法」、もう1つは「Bluetoothで接続する方法」だ。前者の場合は給電を同時に行えることがメリットであり、後者の場合は、ワイヤレスで音楽を受け取れることがメリットとなる。

なお音質的には、聴感上での大きな差はないと思って大丈夫だ。ハイエンドシステムに組み込む場合なら、音楽信号をデジタルのままで取り込んだほうが制御がしやすいので「USB接続」が選択されることが多いが、一般的なシステムに組み込む場合には、「Bluetooth接続」に特に音質的なビハインドはないと思っていいだろう。使い勝手の良さで選択すればOKだ。

もしも使用しているメインユニットがこれら2つに対応していなかったなら、次なるスタンダードな接続方法は、「AUX接続」となる。メインユニットに「AUX端子」が備えられていれば、スマホのヘッドフォン端子とメインユニットの「AUX端子」とをピンケーブルで接続すれば、スマホ内の音楽をカーオーディオシステムで聴けるようになる。

なお、「ポータブルデジタルオーディオプレーヤー(DAP)」を「ソースユニット」として活用しようとするときには(高性能な「DAP」を使う場合には特に)、この方法が音質的なアドバンテージを発揮する。高性能な「DAP」はヘッドフォン出力も高音質だ。ゆえに「AUX接続」でもハイクオリティに音楽を楽しめる。


03・「Bluetooth」に対応していないメインユニットを、対応させる方法がある?

ところで、スマートフォンの多くは「Bluetooth」に対応している。なので、それを活用してワイヤレス接続したいと思うドライバーは多いはずだ。しかし、メインユニット側がそれに対応していなければワイヤレス接続を実行できない。

だがしかし、「Bluetooth」に対応していないメインユニットでもスマホをワイヤレス接続させることが可能となる裏ワザが存在している。その裏ワザとは、「Bluetooth対応FMトランスミッター」を使う、というものだ。

「USB接続」や「AUX接続」が可能なメインユニットが増えたことで「FMトランスミッター」が使われるケースは相当に減ってきた。かと言うと、実はそうでもない。「Bluetooth」に対応している「FMトランスミッター」は今、存在感を上げている。これを使えば、スマホの「ワイヤレス接続」が不可能なクルマでもそれが可能となるからだ。

使い方は以下のとおりだ。まずは、「Bluetooth」でスマホと「FMトランスミッター」とを接続する。そして「FMトランスミッター」からメインユニットへはFM電波で音楽を飛ばす。こうすることで、スマホがワイヤレスでカーオーディオシステムと繋がるのだ。

また、「Bluetoothレシーバー」を使うという手もある。これがあれば、スマホからの音楽信号を「Bluetooth」で受けられる。そして「Bluetoothレシーバー」で受けた音楽信号は、「AUX」なり「USB」なりその器機にあった方法でカーオーディオシステムに取り込めばOKだ。

今回はここまでとさせていただく。次回も、カーオーディオをより身近に感じられるような『用語解説』を継続する。乞うご期待。

《太田祥三》

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