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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA CROWN(オーナー・谷崎信也さん) by Warps 前編

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA CROWN(オーナー・谷崎信也さん) by Warps 前編全 10 枚写真をすべて見る

愛車のクラウンに外装、内装、オーディオとトータルでかすタム処理を施した谷崎さんのクラウン。トランクルームには外装カスタムとイメージを合わせたカラーリングのデザインを施す。広島県のWarpsらしい細かな技がいっぱい詰まったカスタムが投入された。

◆外装カスタムとトランクを
カラーリングによりイメージ統一

ホワイトボディのクラウンにこだわったオーナー。鮮烈なブルーのホイールを組み合わせたスタイリングがこのクルマのキーカラー。

「ホワイトボディのクラウンにこだわったオーナー。鮮烈なブルーのホイールを組み合わせたスタイリングがこのクルマのキーカラー。」

ホワイト、ブルー、ブラックを配置してレイアウトしたトランクデザイン。外装とのカラーリングによるコーディネイトで見せる。

「ホワイト、ブルー、ブラックを配置してレイアウトしたトランクデザイン。外装とのカラーリングによるコーディネイトで見せる。」

左右対称のデザイン、奥行きを感じさせるレイアウトなど、派手すぎずシンプルすぎないトランクルームは見どころがいっぱい。

「左右対称のデザイン、奥行きを感じさせるレイアウトなど、派手すぎずシンプルすぎないトランクルームは見どころがいっぱい。」

ホワイトのボディにこだわってカスタムメイクした外装。そんな純白のボディに、これまた徹底的にオーナーがこだわってチョイスしたフォージテックの鍛造ホイールをセット。その鮮烈なブルーがボディに強烈な差し色として利いている。カスタムカーとしてのクオリティを上げる中で、これらの外装デザインと、オーディオを含めた内装デザインを融合させたのがこのクラウンの見どころだ。

トランクを見るとベース色にボディと同様のホワイトを使ったスタイリッシュな仕上がり。まさにホワイトボディとラゲッジ内がつながったようにホワイトカラーで統一している。オーナー曰く「白にこだわりがありますが、派手すぎず&シンプルすぎないデザインを作りました」と言うとおり、見どころ満点のカスタムとなった。

さらにホワイトに加えて、ブルーの差し色、さらにはブラックを加えた3色を使い分ける。ブルーはホイールカラーをイメージして導入されたもの。外装との融合を図るためにカラーリングのこだわりからプランされたトランク内は、ユニットのチョイス、レイアウト、周辺のデザイン処理と細かなところを見ていっても、いずれも確たる狙いを持ってカスタムされているのがわかる。オーナーが思い描いたトランクがこうして完成した。

◆パワーアンプのインストールでは
スラントや積層、レイアウトで見せる

2台のパワーアンプをスラントさせてレイアウトする独特のスタイル。アクリルによるイルミ効果も加えて浮遊感を演出する。

「2台のパワーアンプをスラントさせてレイアウトする独特のスタイル。アクリルによるイルミ効果も加えて浮遊感を演出する。」

重なり合っている2台のパワーアンプはサイズ違い、さらには角度違いでバランスさせているのもカスタムデザインの妙だ。

「重なり合っている2台のパワーアンプはサイズ違い、さらには角度違いでバランスさせているのもカスタムデザインの妙だ。」

トランクルームの右サイドウォールにはパワーアンプをビルトイン。ホワイトの異形パネルに立体的に設置された構造も見どころ。

「トランクルームの右サイドウォールにはパワーアンプをビルトイン。ホワイトの異形パネルに立体的に設置された構造も見どころ。」

トランク内にはさまざまなポイントにこだわりのカスタムデザインが施されている。そのひとつがパワーアンプのインストールスタイルだ。トランク中央部にオーディオユニットの主役としてインストールされているのがロックフォードのパワーアンプであるT1000-4とT600-2。2台のパワーアンプをスラント&重ねてインストールしてデザイン処理。アンプベース部にはアクリルを使ってブルーイルミでライトアップする仕組みを作る。立体的なデザインでパワーアンプのフォルムを美しくショーアップしている。

また両サイドウォールにもロックフォードのパワーアンプをそれぞれインストール。右サイドにはT1500-1bdを、左サイドにはT600-4をそれぞれビルトイン。人工スエードを使ったダーク色のベースに対してホワイトのパネル面をビルトインして、その上にパワーアンプをマウントするメリハリの利いたスタイルを実践。ここでもアクリルを使ったイルミ効果を引き出しているのも統一感満点だ。

トランクのホワイト、ブルーに次ぐキーカラーであるブラックを、ロックフォードのパワーアンプを使って演出しているのもこのクルマならではのバランス感覚。左右対称のレイアウトやパワーアンプのサイズ感もうまく利用したレイアウトも魅せる効果満点だ。

◆サブウーファー周辺には
細かなカスタム処理を投入

サブウーファーにはロックフォードのT1D412をチョイス。バッフル面には細かな造形が施され、間接照明を使ったイルミ効果も込める。

「サブウーファーにはロックフォードのT1D412をチョイス。バッフル面には細かな造形が施され、間接照明を使ったイルミ効果も込める。」

トランク後部にはスピーカーグリルを使った遊び心満点のデザイン処理も施されている。隠れキャラ的な処理ながら作りは手が込んでいる。

「トランク後部にはスピーカーグリルを使った遊び心満点のデザイン処理も施されている。隠れキャラ的な処理ながら作りは手が込んでいる。」

トランクリッドの内側にはパンチプロのスピーカー群をインストール。ホワイトパネルとアクリルを使った処理がここでも見られる。

「トランクリッドの内側にはパンチプロのスピーカー群をインストール。ホワイトパネルとアクリルを使った処理がここでも見られる。」

トランク前方のウォール面にインストールされているのがロックフォードのサブウーファーであるT1D412。深く厚みのある重低音をフォローするサブウーファーはこのクルマのサウンド・クオリティをぐっと引き上げるユニットとなっている。そんなサブウーファーはデザイン面でも見どころ満載。ユニットの周囲をブルーの人工スエードでリング処理したデザインを施すのも独特。さらには左右に羽を広げたようなパネルをワンオフし、ダイヤカットのアクリルを仕込み、さらに背面のアクリルでブルーの間接照明を光らせるなど、手の込んだカスタム処理を施すところも見どころ。また先に紹介した2台のパワーアンプと合わせてトランク中央部に3層の積層デザインを作って、立体感と奥行きを感じさせるデザインとしたのもオーナーのお気に入り。

トランクリッドにもしっかりカスタムポイントを投入。ここにはロックフォード・パンチプロのミッドレンジPPS4-6とブレットトゥイーターPP4-Tをインストール。トランクオープン時の外向きサウンドも存分に楽しめる仕様としている。

カラーリングやレイアウトにこだわって、外装カスタムとトランクオーディオの融合を果たしたクラウン。ひとつひとつのカスタムに狙いがあり、見せる効果も満点。次回はトランクルーム同様、見どころ満点のフロントまわりのカスタムをご紹介しよう。

《text:土田康弘》

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