アクセスランキング

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN SERENA(オーナー・恩田 仁さん) by サウンドエボリューション・ログオン 前編

カーオーディオカーオーディオ特集記事

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN SERENA(オーナー・恩田 仁さん) by サウンドエボリューション・ログオン 前編全 10 枚写真をすべて見る

新車に対して量販店でナビやスピーカーなどを取り付けていた恩田さんのセレナだったが、更なるレベルアップを目指して来店した千葉県のログオンで高音質化のためのシステム&インストールに目覚め、短期間のうちに一気にハイレベルなクルマを作り上げた。

◆量販店からプロショップへ
短期間でシステムアップを続けるオーナー

セレナの購入を機会に、オーディオに力を入れようと考えていたオーナー。徐々にその思いはヒートアップしている。

「セレナの購入を機会に、オーディオに力を入れようと考えていたオーナー。徐々にその思いはヒートアップしている。」

ラゲッジにはフロア下を巧みに利用してサブウーファーをインストール。小物入れも設置して実用性をアップさせている。

「ラゲッジにはフロア下を巧みに利用してサブウーファーをインストール。小物入れも設置して実用性をアップさせている。」

サブウーファーにはフロントスピーカーと同ブランドのモレルのウルティマTi104をチョイス。

「サブウーファーにはフロントスピーカーと同ブランドのモレルのウルティマTi104をチョイス。」

短期間の間に次々とシステムアップを果たして、ついにはフロント3ウェイ+サブウファーにDSPアンプを加えたシステムを完成させた恩田さん。このセレナを買ったときからオーディオに力を入れることを決意して、ナビやスピーカーなどをチョイス。さらには自分でナビの調整を実施するほどの力の入れようだった。セッティングによって音が変わることは経験したが、思うような音にならず、試行錯誤の末にたどり着いたのが千葉県のプロショップであるサウンドエボリューション・ログオンだった。

来店するなり、調整をオーダーしたオーナー。するとショップのスタッフはオーナーが見ている前でてきぱきと調整を進めあっという間に調整完了。試聴してみると大好きなMISIAがピタリと目の前で歌うようになったという。そのサウンドの完成度の高さ感動したオーナーは、ログオンのデモカーであるC-HRも試聴。さらにレベルの高いサウンドを体感することになる。そしてショップで「どうすればこんな音にできますか?」と相談をはじめ一気にオーディオにのめり込んでいった。
その後はスピーカーの交換やサブウーファーの追加、DSPアンプの追加など、高音質化への飽くなき探求が始まった。そして1年ほどでここまでのクルマにまでシステムアップしたという。

そんなセレナには各部に見どころ満点のインストールが施されている。前編の今回はラゲッジまわりのインストールから見ていくこととしよう。ラゲッジのフロア下にインストールするのはモレルのサブウーファーであるウルティマTi104。フロントスピーカーと合わせてモレルで統一したスピーカー群で、狙い通りの高音質を引き出す。しかもフロア下にエンクロージャーを埋め込みインストールするスタイルで実用性もしっかり確保したのもオーナーのお気に入り。

◆ラゲッジフロア下を使って
サブウーファーと小物入れを設置

サブウーファーの振動板部分にはプロテクションに加えてカーペットの切り欠き処理も備える。開閉も可能で荷物の積載も可能だ。

「サブウーファーの振動板部分にはプロテクションに加えてカーペットの切り欠き処理も備える。開閉も可能で荷物の積載も可能だ。」

サブウーファーの左側には深さのある収納を設置。将来的にはなんらかのユニットをさめるスペースとしても活躍しそうだ。

「サブウーファーの左側には深さのある収納を設置。将来的にはなんらかのユニットをさめるスペースとしても活躍しそうだ。」

カーペットを敷けば純正と同じ状態に早変わり。荷物をガンガン積み込んでドライブに出かけることもできる仕様とした。

「カーペットを敷けば純正と同じ状態に早変わり。荷物をガンガン積み込んでドライブに出かけることもできる仕様とした。」

ラゲッジ後部の床下スペースを利用してサブウーファーをインストールしたのがこのクルマの特徴のひとつだ。こだわったのはミニバンの積載性や3列シートをスポイルしないコンパクトな取り付けだった。フロア下のデッドスペースだけを使ってエンクロージャーを設置、カーペットを敷けば純正状態にセッティング可能としている。これならばセレナの持つ使い勝手をスポイルすることもない。

またサブウーファーユニットの上にはしっかりしたプロテクションを施しているのでカバーしておけば心置きなく荷物を載せて出かけることも可能だ。ミニバンを選んだオーナーが、存分にクルマの魅力を引き出せるようにとの配慮からだ。

さらにサブウーファーの左サイドには十分な深さのある小物入れも設置する。普段は使わないクルマ用品などをここに入れておけるのも便利だとか。さらに将来的なシステムアップを考えたときにユニットを増設できるスペースを残すという意味もあった。今後のシステムアップでも大きな加工なしにユニット追加ができる余地を残したのもインストーラーのちょっとしたアイデアと言えるだろう。

◆運転席/助手席下には工夫満点の
アンプ&プロセ取り付けを実施

運転席のシート下にはザプコのパワーアンプをインストール。コの字型のマウントを使って下部にダクトを避けているのがアイデア。

「運転席のシート下にはザプコのパワーアンプをインストール。コの字型のマウントを使って下部にダクトを避けているのがアイデア。」

シート下スペースにぴったり収まるサイズのパワーアンプ。シート前方から見てもムダなくぴったり収まっていることがわかる。

「シート下スペースにぴったり収まるサイズのパワーアンプ。シート前方から見てもムダなくぴったり収まっていることがわかる。」

助手席側にはヘリクスのDSPアンプ・P-SIX DSPをインストール。運転席同様の処理でダクトをかわしている。

「助手席側にはヘリクスのDSPアンプ・P-SIX DSPをインストール。運転席同様の処理でダクトをかわしている。」

ラゲッジのフロア下を利用したサブウーファー取り付けと同様に、スペース効率の高い取り付けはシート下の積極利用にも見られる。運転席/助手席のシート下スペースを使ってパワーアンプとDSPアンプをインストールする。

運転席下にインストールされるのはザプコのパワーアンプ・Z150.2APだ。シート下には空調のダクトが通っているため、パワーアンプを入れるために撤去も考えたという。しかし冬場の後席を考えるとヒーターは必須。そこでコの字形状のゲタを製作してアンプの取り付け位置をかさ上げしてダクトを回避。シート背面とのギリギリのスペースにパワーアンプを収めることに成功した。

さらに助手席にはヘリックスのDSPアンプであるP-SIX DSPをインストール。こちらもパワーアンプ同様にゲタを履かせることでダクトに干渉することなくユニットをインストールしている。純正機能はまったくスポイルすることなく、音質アップのためのシステム強化を行うというオーナーのニーズ通りのクルマが完成した。

次回の後編では、このクルマ最大の見どころとなるフロント3ウェイなどのインストールを順に見ていくこととしよう。

《text:土田康弘》

編集部ピックアップ

TOP