トヨタは、1月のデトロイトモーターショーでついに新型『スープラ』(A90型)市販型をワールドプレミアした。兄弟車であるBMW新型『Z4』は既に公開されており、この春から日本でも発売が決定している。
今最も注目されているこの2台に、派生モデルの設定が噂されている。それが「スープラ カブリオレ」と「Z4 クーペ」だ。これは昨年、トヨタ主任技術者である甲斐氏がメディアでその可能性を語ったもので、もう一つ可能性である、「マニュアルミッション」の設定と共に注目されている噂だ。
Spyder7スクープ班では、早速デザイナーのKleber Silva氏より2台の予想CGを入手した。オープンモデルとなったスープラは「Z4」のように、クーペとなったZ4は「スープラ」のような違和感のないボディスタイルとなっている。それもそのはずで、2台は同じBMW製「CLAR」プラットフォームを採用している。つまりお互いがマッシュアップ(融合)することは技術的にも容易なはずだ。
また過去に「70スープラ」「80スープラ」には、ルーフ脱着可能な「タルガトップ」も設定されている。以上の理由から、スープラ新型にカブリオレが設定される可能性がないとは言い切れないはずだ。
パワートレインは、最高出力197psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力258psを発揮する2.0リットル直列4気筒ツインターボエンジン、そして最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンなど、日本仕様のスペックが引き継がれるだろう。
《text:Spyder7 編集部》