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兄弟車 スープラ 新型より加速は速い…BMW Z4 新型の「M40i」がスペック発表

自動車ニュース

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BMWは1月14日、新型『Z4ロードスター』(BMW Z4 Roadster)の高性能グレード、「M40i」のスペックを発表した。

新型Z4ロードスターには、高性能グレードとして、M40iを設定する。BMW M社が手がける「M パフォーマンスオートモビル」が開発した高性能モデルで、新型『X3』と『X4』に続いて、M40iがZ4ロードスターに初めて用意される。

新型Z4ロードスターのM40iグレードには、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。Mパフォーマンスの手によって、高回転化やさらなるスムーズさを求めて、チューニングが施された。その結果、米国仕様では最大出力382hp、最大トルク51kgmを獲得する。トランスミッションは8速ATで、0~96km/h加速3.9秒の性能を備える。

BMWがこのタイミングで新型Z4ロードスターのM40iのスペックを公表したのは、同じ日にデトロイトモーターショー2019で、新型トヨタ『スープラ』がワールドプレミアされたことと関係がありそうだ。新型スープラと新型Z4ロードスターは共同開発されており、BMW製エンジンなどを共用(チューニングは両車で異なる)する兄弟車の関係にある。

新型スープラの3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンは、米国仕様の場合、最大出力335hp、最大トルク50.5kgmを引き出す。トランスミッションは8速ATで、0~96km/h加速は4.1秒の性能を発揮する。新型Z4ロードスターの0~96km/h加速は、新型スープラよりも0.2秒速いことになり、「本家の意地」を示したと受け取ることもできそうだ。

《text:森脇稔》

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