クルマから降りても道案内を継続!? Clarion"Quad View ナビ"の"Door to Doorナビゲーション"の実力を徹底検証!! | Push on! Mycar-life

クルマから降りても道案内を継続!? Clarion"Quad View ナビ"の"Door to Doorナビゲーション"の実力を徹底検証!!

Clarionの最新AV一体型ナビゲーション『NXV987D』では、他にはない革新的な使い心地が味わえると話題になっている。"Door to Doorナビゲーション"というスマホアプリに対応し、「家から目的地の入り口まで」を道案内してもらえるというのだが…。

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クルマから降りても道案内を継続!? Clarion"Quad View ナビ"の"Door to Doorナビゲーション"の実力を徹底検証!! 全 23 枚 拡大写真
Clarionの最新AV一体型ナビゲーション『NXV987D』では、他にはない革新的な使い心地が味わえると話題になっている。"Door to Doorナビゲーション"というスマホアプリに対応し、「家から目的地の入り口まで」を道案内してもらえるというのだが…。

その実用度を検証すべく、Clarionデモカー「トヨタ・シエンタ」を1日借りて、実走行テストを敢行した。"Door to Doorナビゲーション"は本当に"使える"のか、否か。

■クルマに乗り込む前に「目的地設定」を完了できる。現地の詳細なデータも事前確認可能!

冬の気配も漂い始めてきた11月下旬の某日、取材班は、純正の9型取付パネルに、9型Quad Viewナビゲーションがフィットした「トヨタ・シエンタ」で、Clarion本社から出発した。

早速テスト開始。Clarion『NXV987D』とリンクするスマホアプリ、"Smart Access 4Car"を立ち上げ、その中に格納されているアプリ一覧の中から"Door to Doorナビゲーション"のアイコンをタップする。すると現在地の周辺地図が現れた。そしてその上部には目的地を検索するための小窓が表示されている。そこに今回の旅の目的地として決めていた「江ノ島展望灯台」と打ち込むと…。

すぐさま彼の地の周辺地図が出現し、写真とともに現在地からの距離、所要時間が把握できた。写真をタップすると、住所、電話番号、URL、さらには口コミ情報までも確認できる。そしてその画面の下には、「駐車場も探す」、「ここに行く」という2つのボタンが並んでいる。クルマの目的地はあくまでも駐車場だ。なので「駐車場を探す」ボタンを選択。すると駐車場が目的地に近い順でリストアップされた。各駐車場から目的地までの徒歩での所要時間も分かる。駐車場によってはリアルタイムの満空情報までも見て取れた。

その中から「江ノ島展望灯台」にもっとも近い駐車場をセレクトし「ここに行く」ボタンをタップすると、現地点から目的地までの地図が現れた。つまりアプリ上では、これにて目的地設定が完了したというわけだ。念のため目的地の周辺地図を拡大してみると、駐車場がフラッグマークで表示されていて、「江ノ島展望灯台」に"人"マークが付いている。クルマが到着すべき地点と、徒歩で向かう最終目的の両方が、しっかりと地図上にマークされていた。

■クルマに乗り込めば即、ドライブを開始できる!

その後、駐車場に停めてある「トヨタ・シエンタ」まで移動し、エンジンを始動させナビが起動すると…。ナビとスマホとがBluetoothで接続し(事前のペアリングがされている場合)目的地情報がナビへと速やかに転送され、すぐさま目的地設定を終了できた。クルマに乗り込めば即、ドライブをスタートさせられるというわけだ。これだけでも十分"Door to Doorナビゲーション"を使う価値があると思えた。実に便利だ。なお、念のためナビ画面の地図をスクロールさせゴール地点を表示させてみると、駐車場にはフラッグマークが、「江ノ島展望灯台」には"人"マークが表示されている。スマホアプリで検索した内容を『NXV987D』はしかと共有できている。そして画面の左上には、駐車場と「江ノ島展望灯台」それぞれへの到着予想時間が表示されている。そんな一連の操作をしながら『NXV987D』の画面をまざまざと見て、当機の画面が見やすいことも実感した。9型大画面という大きさのインパクトもさることながら、「1280×720ドットの高精細HDディスプレイ」はなるほど美しい。通常のWVGAと比べて精細さが際立っている。地図中の文字を見てもエッジがシャープだ。

■Clarionナビならではの"Quad View"が、ますます使いやすく!

そして、画面を4分割表示することができる"Quad View"の視認性がなんとも新鮮。"ナビゲーション"、"ツール"、"オーディオビジュアル"、"アプリケーション"、以上の4エリアを均等4分割、またはメインエリアを約6.7型で4分割表示することが可能だ。4画面を同時に表示しておけば、それぞれの操作を思い立ったときにダイレクトに実行に移せる。また、以下のような仕組みも盛り込まれている。試しに地図をメインエリアとした状態でスマホに電話をかけてみたのだが、着信と同時に"ツール"エリアが広がり応答ボタンが拡大された。表示されている4画面はそれぞれ常に同時に動いているので、このような動きも可能なのだ。"Quad View"は高度な技術があればこそ実現できてる"ハイテク機能"、というわけなのだ。

なお『NXV987D』は、"Quad View"が搭載されたモデルとして2世代目となっていて、その操作性が一層の進化を遂げている。進化点は主に2つ。1つはドラッグ操作で各エリアの位置を任意に変更できること。人によって、またはそのときの気分によって、手元に近い右側にどのエリアを置きたいかが変わってくる。それに合わせてエリアの並びを変えられるのだ。

もう1つの進化点は、4分割表示されている任意のエリアをタップしたとき、その画面の拡大サイズが"全画面"となるか"約6.7型"となるのかを選べるようになったこと。"Quad View"は、ますます使いやすくなっている。

■駐車場に到着しクルマのエンジンを止めると、ナビアプリに新たな表示が出現!

さて、都内の渋滞を抜けクルマは「横浜横須賀道路」を軽快に走行し、いよいよ江ノ島に近づいていく。ところで走行中にスマホアプリを確認する必要はないのだが、気になったので画面を見てみた。するとアプリ上でも自車位置が正確にトレースされていて、目的地(駐車場)までの位置関係も赤い点線で確認できた。このようにアプリも同時に稼働しているので、例えば満空情報が提供されている駐車場については、到着しそうなタイミングで最新情報も更新される。その時点で満車であれば、別の駐車場を提案してくれる。なんとも賢い

かくしてクルマは駐車場に無事に到着。広々とした駐車場内の奥のほうにクルマを停め、エンジンを切ると…。

スマホアプリ画面に、「ここからは私にお任せください」と言わんばかりに、「徒歩ルートを表示します」という表示が「OK」ボタンとともに出現した。

で、この「OK」ボタンをタップすると、「江ノ島展望灯台」までの徒歩ルートが鮮やかにスマホ画面に浮かび上がった。しかもスタート地点は駐車場の入り口ではなく"クルマの停車位置"。停めた場所から案内がスタートする、というわけなのだ。後は表示に従って歩を進めるだけで良い。取材日は平日だったのだが、現地は観光客でなかなかの賑わいを見せていた。スマホアプリの誘導に従い「青銅の鳥居」をくぐり、土産物屋が立ち並ぶ「参道」を抜け、その後、道が分岐する地点もあったもののアプリの指示どおりに歩き、到着予定時間とほぼ違わずに「江ノ島展望灯台(シーキャンドル)の入り口に辿り着けた。展望台に登り360度に広がる絶景を眺めながら、"Door to Doorナビゲーション"の便利さを、しみじみと噛みしめた。

■"Door to Doorナビゲーション"なら、駐車場所が分からなくなることもない!

ところが"Door to Doorナビゲーション"はまだ、仕事を終了させてはいなかった。「江ノ島展望灯台」まで歩いている間、地図画面の左下に「車に戻る」というボタンが表示されていたのだが、ひとしきり湘南の風を満喫し地上に戻り、今度はそのボタンをタップしてみると…。すると画面には、改めてクルマまでの徒歩ルートが表示されたのだ。しかもゴールは「クルマの停車位置」。駐車場までの道順が示されているだけでなく、駐車場内のクルマの横までナビゲートしてくれるというわけなのだ。これなら安心だ。途中、焼きたての名物「たこせんべい」を購入し頬ばり、のんびりと江ノ島の雰囲気を満喫しながらクルマまで戻ってこられた。続いては、昼食場所の検索も"Door to Doorナビゲーション"で実行してみた。当アプリならば、行く先を吟味できる。ジャンル検索を行うと候補が現れ、各店の住所や営業時間、さらにはメニューを写真で確認できたり口コミを読むこともできるのだ。あらかじめじっくりと目的地を選べるのはうれしい限り。車載ナビのジャンル検索ではこうはいかない。こうして『NXV987D』は、狙いを定めたお店までスムーズに誘導してくれて、取材班は美味しい昼食にありつけた。

■革新のカーオーディオシステム『Full Digital Sound』のおかげで、渋滞ストレスも緩和!

帰路につく際にも"Door to Doorナビゲーション"を用いて乗車前にClarion本社を目的地として設定しておけたので、帰車してすぐさまクルマを発進させられた。ところで、Clarionデモカー「トヨタ・シエンタ」には、Clarionだけが世界で唯一実現できている、先進のカーオーディオシステムが搭載されていた。そのシステムの名は『Full Digital Sound』。音源のデジタル信号を1度もアナログ信号に戻すことなく音に変えられる、という高音質システムである。当システムのキモは、スピーカーの裏に装着されている独自開発された"車載用LSI"にある。この言わば"魔法のチップ"により、デジタル信号のままで、しかも外部パワーアンプなしでスピーカーを駆動できる。この仕組みによって得られる主なメリットは以下の3つ。高音質であること(デジタルのままで信号を伝達できるので情報の欠落がなくノイズにも強いから)、2つ目が省電力であること、3つ目が省スペースであること。良いことずくめなのである。ステアリングを握りながらその音もチェックしてみたが、音色は至ってピュアで耳に心地良い。リアルに音像が目の前に広がることにも驚かされた。また、話題の"ハイレゾ音源"も"フルデジタル"のアドバンテージを得て、臨場感高く音楽性豊かに再生できている。音が良いとドライブはますます快適になる。渋滞の中でもグッドサウンドのおかげで、ストレス指数は明らかに低かった。「ドライブと音楽はセット」という方は、『Full Digital Sound』にもご注目を。

■先進の使い心地を味わいたいと思ったら、『NXV987D』を要チェック!

なお『NXV987D』には、"Door to Doorナビゲーション"に対応していること以外にも、便利な検索機能やナビ機能が満載されていた。スペースの都合でそのすべてを紹介しきれないのが残念だが、微に入り細に入り『NXV987D』はユーザーフレンドリーだった。ところで「トヨタ・シエンタ」には、9型大画面ナビをスマートに装着できる取り付けパネルが用意されている(ディーラーで購入可能)。当デモカーもそれを活用して『NXV987D』が装着されている。「トヨタ・シエンタ」オーナーは『NXV987D』を購入する際には、当取り付けパネルを取り寄せよう。『NXV987D』をジャストフィッティングさせることが可能だ。

いかがだったろうか。『NXV987D』ならば、目的地設定を乗車前に行える。そしていざドライブに出れば、クルマは駐車場まで、乗員は目的地の入り口までナビゲートしてもらえる。機能が成熟していると思われがちなAV一体型ナビゲーションの中にあって、Clarionの『NXV987D』はそうではなかった。ますますの進化が果たされているのだ。先進の使い心地を味わいたいと思ったら、当機のチェックはマストだ。

※「Quad View、Door to Doorナビゲーション、Smart Access、4Car、Full Digital Soundはクラリオン株式会社の商標です。
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《太田祥三》

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