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【連載】“取り付け方”で音が変わる? Part3 パワードサブウーファー編 その3「取り付け場所について」

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ロックフォード・フォズゲートのパワードサブウーファー『P300-10』。全 1 枚写真をすべて見る

カーオーディオに興味を抱いている方々に向けて、製品の取り付けにまつわるあれこれを解説しながら、カーオーディオの奥深さを紹介しようと試みている当連載。現在は「パワードサブウーファー」を題材に話を進めている。今週は、取り付け場所についての考察をお届けする。

まずは、“小型・薄型”モデルについて考えていく。“小型・薄型”モデルの多くは、シート下に搭載できることを利点としているわけなので、愛車のシート下の空きスペース内に収まるサイズであれば、シート下が取り付け場所の最有力候補となる。

ところで、シート下に収まるかどうかを確認する際には、ケーブルのプラグ部分もスペース内に収まることを確認したい。プラグ類がはみ出てしまうようだと、足で蹴ってしまいかねない。ご注意を。

そしてシート下に入ることが確認できたら、続いて問題となるのは、運転席、助手席のどちらに装着するか、だ。

一部の製品を除いて一般的な「パワードサブウーファー」ならば通常、シート下に設置するとその音圧を体でも感じられるようになる。それが好きか嫌いかで、どちらに搭載するのかを考えるといいだろう。

続いては、シート下に入らない大型モデルについて考えていく。このようなタイプの“パワードサブウーファー”は、自ずとトランクが設置場所となるのだが、その際には、完全に固定する前の仮置き状態で音を確認しながら置き場所が決められることも多々ある。

というのも、「サブウーファー」の導入時には、「サブウーファー」から放たれる音をフロントスピーカーの音と上手く“一体化”させられるかどうかがチューニングのキモとなる。それを実現させるには、メインユニットや「パワードサブウーファー」に搭載されているチューニング機能を駆使してサウンドを整えていくのだが、機械的なチューニングだけではベストなサウンドが得られない場合も有り得る。

そんなときには、置き場所や向きを変えることで、そのフォローが可能となるのだ。

また、「パワードサブウーファー」から放たれる低音をトランクの壁やリアゲートにぶつけることで、サウンドの質を変化させることもできる。トランクに積む場合には、このように仮置きして音を確認しながらの“物理的なチューニング”も行えるということも覚えておこう。それを実践することで、導入時の、そしてその後の楽しみ方の幅を広げられる。参考にしていただきたい。

今回はここまでとさせていただく。次回も「パワードサブウーファー」の取り付けに関する考察を続行する。お楽しみに。

《text:太田祥三》

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