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car audio newcomer! スズキ ワゴンRスティングレー(オーナー:山野祐介さん) by  custom&car Audio PARADA 前編

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car audio newcomer! スズキ ワゴンRスティングレー(オーナー:山野祐介さん) by  custom&car Audio PARADA 前編全 8 枚写真をすべて見る

はじめてプロショップを訪れたプロショップ・ビギナーを紹介している「カーオーディオ・ニューカマー」のコーナー。今回は福井県のcustom&car Audio PARADAに来店してシステムアップによる音の進化を体感、その面白さに魅了された山野さんを紹介しよう。

◆外装カスタムに代わる選択肢
としてカーオーディオに注目

現在の21歳になるオーナーの山野さん。18歳でクルマの免許を取るとすぐにクルマを手に入れてカスタムしたくなる。しかし父親から「最初は軽自動車にしておきなさい」と言われたことで、当初予定していたプランが崩れていった。
「自分にとって軽カーは外装カスタムがあまり面白そうじゃなかったんです。それに、住んでる地域は冬になると雪が降るのでスタッドレスが必須です。それを考えるとエアロも装着しにくいかな、と考えたんです」。
通勤にも使うクルマなので実用性を損ねるわけにも行かず、かといってノーマルのままのクルマには乗りたくない。そこで思いついたクルマいじりの選択肢がカーオーディオだった。

「たまたま先輩がカーオーディオをインストールしていて、見せてもらったり聴かせてもらったんです。するとすごく良かったので、“カーオーディオもありだな”と思ったんです。そのクルマは外装はまったくのノーマルでオーディオをしっかりインストールしてあるクルマでした。このクルマと出会ったのがきっかけで急激にオーディオに興味を持ったんです」。

オーディオカーと出会って間もなくして、その先輩がインストールをお願いしているというプロショップを紹介してもらうことになった。それが福井県のパラダだった。実はパラダの社長である北畑さんは山野さんの祖母の家のご近所だったこともわかり、ますます親近感がわき、思い切って来店することにしたという。
最初にショップを訪れたときには「すごい店だな~」とちょっと圧倒されたという。しかし駐車場に停まっているデモカーなどの作り込まれたオーディオカーを見て「すごい!、自分もこんなクルマを作りたい」と思う。こうしてプロショップと出会ったオーナーはオーディオインストールを本格的に始動させる。

◆女性ボーカルをきれいに鳴らし
低音もしっかり再生するのが狙い

パラダに来店すると、すぐさまオーディオシステムの相談をはじめる。その際、真っ先に欲しかったのは低音だった。
「とにかく低音の迫力が欲しかったんです。それでスピーカーの交換に加えてチューンナップウーファーをインストールすることにしました。ただ予算も限られていたのでヘッドユニットには最初から付いていたナビを使って最小限のシステムではじめました」。

オーナーが選んだフロントスピーカーはレインボー。スピーカーを決めるためにいろいろなユニットを試聴したという。
「一番欲しかったのは女性ボーカルをきれいに聞けるスピーカーでした。いくつか試聴してショップとも相談したんですが、最終的にはレインボーに決定しました。取り付けはトゥイーターをAピラーに埋め込んでもらう加工もオーダーしました」。
こうして完成したクルマを聴いたオーナーは、音の良さに満足したという。またいつも聴いている女性ボーカルが思った以上に良く聞こえるのも満足だった。チューンナップウーファーによる低音の鳴りっぷりも想像通りに心地良いものだった。

「ショップに行くときには父親も一緒でした。僕がまだ18歳で免許取り立てだったこともあって心配だったのでしょう。プロショップでシステムの相談などを横で聞いていた父親でしたが、オーディオをインストールすることはすんなりと許可してくれました。この時のユニット代は、会社に勤めてから、はじめてもらったボーナスだったのも今でも憶えています」。

◆先輩のクルマを見て刺激を受け
システムアップのプランを開始

自分のクルマにオーディオを組んでからはますますオーディオに興味を持ったオーナー。まわりの先輩にもオーディオ好きがいたのでいろいろなクルマを見たり聴いたりさせてもらったという。いずれも純正との差は歴然、しかもスピーカーが変わると音が違う。またカスタムのデザインもいろいろ。カーオーディオの楽しさや幅の広さを知り、複数の先輩のクルマから強い影響を受けることになる。
「この時点では自分のクルマはまだ見せるレベルじゃ無いと思ってお披露目しませんでした。ただ、いろいろな先輩のクルマを見たり聴いたりしていると次のボーナスでシステムアップしようと思いました」。

そんな影響から徐々にシステムアップを進めることになったオーナー。ショップと相談しつつ徐々に愛車に手を加えていく。最初に取りかかったのがデッドニングだった。さらに次のボーナスではサブウーファーの追加を思い立つ。エンクロージャーをワンオフしてJLオーディオのW3・サブウーファーインストール。ヘリックスのパワーアンプでドライブするシステムを作った。
「サブウーファーを組んだら低音の質や音の厚みがそれまで使っていたチューンナップウーファーから格段にアップしました。この音の進化があったので、もっと良い音にしたいと思ったんです」。

システムを徐々にグレードアップさせることで音の進化を体感したオーナー。オーディオの楽しさ、システムアップの醍醐味を知ることになる。自分で考えて実践して音の変化を体感する、そんな経験を経てオーナーならではのオーディオライフが始まった。次回の後編では日々の生活の中でオーディオが占める位置が徐々に大きくなったオーナーの日常について紹介していくこととしよう。

《text:土田康弘》

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