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BMW X5 新型に高性能PHV、394hpで燃費47.6km/リットル

自動車ニュース

BMW X5 新型のPHV、xDrive 45e iPerformance全 9 枚写真をすべて見る

BMWは9月6日、SUVの新型『X5』(BMW X5)に高性能なプラグインハイブリッド車(PHV)、「xDrive 45e iPerformance」を設定すると発表した。

BMWブランドでは、『2シリーズ アクティブ ツアラー』、『3シリーズ』、『5シリーズ』、『7シリーズ』などに、PHVグレードの「iPerformance」を用意。X5では、先代モデルにPHVグレードとして、「xDrive 40e」がラインナップされていた。

新型X5にPHVが設定されるのは、今回が初めて。xDrive 45e iPerformanceは、先代よりも高性能なPHVに位置付けられる。

PHVパワートレーンのエンジンは、先代の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボから、直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ(最大出力286hp)に変更。このエンジンにモーター(最大出力112hp)を組み合わせて、システム全体で394hpのパワーと61.2kgmのトルクを引き出す。トランスミッションは8速ステップトロニック。4輪を駆動する4WDとなる。

動力性能は0~100km/h加速が5.6秒と、先代に対して1秒以上短縮。最高速は235km/hに到達する。モーター単独で走行するEVモードの最高速も、先代の120km/hから140km/hに引き上げられた。

二次電池は、蓄電容量が増したリチウムイオンバッテリー。EVモードの航続はおよそ80kmで、先代からほぼ3倍に伸びた。この効果もあって、欧州仕様の環境性能は、燃費が47.6km/リットル、CO2排出量が49g/kmと優れた数値を実現した、としている。

《text:森脇稔》

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