日産自動車の欧州部門は7月12日、英国で開幕した「グッドウッドフェスティバルオブスピード2018」において、『GT-R 50 byイタルデザイン』をワールドプレミアした。
同車は『GT-R』をベースに、GT-R(『スカイラインGT-R』)のデビュー50周年を記念するモデルとして、日産とイタルデザインが共同開発。プロトタイプをベースにした市販車は、50台を上限に生産される予定。
GT-R 50 byイタルデザインでは、開発と設計、製造をイタルデザインが担当。専用の内外装は日産が手がけた。
パワートレインは、3.8リッターV型6気筒ガソリンツインターボ。ただし、最大出力は720ps、最大トルクは79.5kgmまで引き上げられ、GT-Rの50周年を記念するに相応しいスペックが与えられる。
7月12日、このGT-R 50 byイタルデザインが、グッドウッドフェスティバルオブスピード2018でワールドプレミア。その後、グッドウッドフェスティバルオブスピードの恒例行事、ヒルクライムに出走し、日産のファククトリーGT3ドライバー、ルーカス・オルドネス選手とアレックス・バンコム選手がドライブしている。
《text:森脇稔》