レクサスのスポーツセダン、『IS』に設定されていた高性能モデル、『IS F』が新エンジンを搭載し復活する可能性があることがわかった。最高のドライビング・パフォーマンスを持つ「F」の称号が「IS」新型をどう進化させるのだろうか。
「F」はトヨタF1の本拠地「富士スピードウェイ」、及び開発に携わる「東富士研究所」に由来する称号で、「IS」には、2007年から2014年まで設定され販売されていた。「IS」は2019年にもフルモデルチェンジの噂があり、その新型に「F」復活計画があるようだ。
初代「IS F」は、レクサスのフラッグシップセダン、『LS600h』に搭載されるV型8気筒「2UR-FSE」型エンジンをベースにヤマハ発動機と共同開発した「2UR-GSE」型エンジンを搭載、最高出力423ps、最大トルク505Nmを発揮した。エクステリアは、300km/h以上の高速でも安定した走りを可能にし、強力なダウンフォースを生む「F」専用リアスポイラーなどのエアロパーツを装着している。
新「IS F」には、現行『LS』に搭載されている3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は422psを発揮。10速ATと組み合わされると予想されている。また大径ホイール、大型ブレーキキャリパー、そして専用のサスペンションを持つ高性能モデルになるという。
ライバルは、BMW「M」やメルセデス「AMG」などハイエンドモデルではなく、インフィニティ『Q50レッドスポーツ』やジャガー『XE S』などのスポーツセダンになるだろうと予測している。
2019年にも「IS」新型が順調に発売されれば、「IS F」は2020年にも登場するはずだ。
《text:Spyder7 編集部》