ランドローバーの大人気クロスオーバーSUV、『レンジローバー イヴォーク』次期型プロトタイプが、ニュルブルクリンクで高速テストを開始した。注目の新開発エンジンのテストと思われるその走行を堪能出来る。
「ヴェラール」の意匠を継承するフロントデザインが予想される新型は、プラットフォームに「D8」アーキテクチャの最新バージョンが採用され、ホイールベースが約20mm延長される他、全幅、ラゲッジスペースなどの拡大が見込まれている。実用性重視にシフトするため、3ドアモデルは廃止される可能性高い。
パワートレインは、最高出力148ps、178ps、そして237psの3バージョンが用意される2リットル直列4気筒インジニウム・ディーゼルターボエンジン、最高出力245ps、296psの2バージョンの2リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをラインアップし、ZF製9速ATと組み合わされる。
今回のテストは、新開発の1.5リットル直列3気筒インジニウムエンジンと電気モーターの48Vマイルドハイブリッドシステム搭載モデルではないかとレポートされているが、コーナーの立ち上がりや直線では、力強い走りが見られ、開発の順調さを物語っている。
ワールドプレミアは、早ければ2018年内、遅れれば2019年春ごろと思われる。
《text:Spyder7 編集部》