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アストンマーティン、DBSスーパーレッジェーラ 日本初公開「究極のスーパーGT」

自動車ニュース

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アストンマーティンジャパンは6月27日に都内で、新型『DBSスーパーレッジェーラ』を日本初公開した。アストンマーティン アジアパシフィックのプレジデントを務めるパトリック・ニルソン氏は「アストンマーティンの究極のスーパーGTを指し示す名前」と紹介した。

ニルソン氏は「DBSスーパーレッジェーラはアストンマーティンの究極のスーパーGTを指し示す名前。このクルマもその称号にふさわしいものとなっている。このクルマにはっきりとした個性を与えるべくパフォーマンス、デザインのハードルを上げ、その名にふさわしくヘリテイジと軽量化のエッセンスを加えた」と述べた。

その上で「『DB11』、そして新型『ヴァンテージ』の成功に続き、DBSスーパーレッジェーラが(中期経営計画である)セカンドセンチェリープランにおいて重要な役割を果たす」と強調した。

アストンマーティンがDBSのモデル名を復活させるのは6年ぶりとなる。アストンマーティンジャパンの寺嶋正一マネージングダイレクターは「DBSという名称は50年以上にわたってアストンマーティンのブランドの歴史の中で重要な役割を果たしてきた。今回復活するDBSは最高のパフォーマンス、クラフトマンシップ、そしてデザインを特徴としている」と解説。

さらに「今回DBSという名称の復活に加えて、イタリアの有名なコーチビルダーであるトゥーリングの代名詞ともなっているスーパーレッジェーラのバッジが再びアストンマーティンのボンネットを飾ることになる。今回登場するDBSはトゥーリングの超軽量テクノロジーに敬意を表して登場するモデルということになる」と寺嶋正一マネージングダイレクターは語った。

DBSスーパーレッジェーラは最高出力725馬力、最大トルク900Nmを発生する5.2リットルV12ツインターボエンジンを搭載。「この900Nmいう強大なトルクは最大のライバルであるフェラーリ『812スーパーファースト』を25%上回っている。そしてこのクルマに驚異的なパフォーマンスを与えると同時に、約340km/hという最高速度を実現する」という。

また「725馬力の強大なパワーはリアに搭載しているZF製8速オートマチックトランスミッションへと伝達される。このトランスミッションのソフトウエアは専用にプログラムされたものだが、あらゆる走行条件で最適なギアを選択し、ドライバーの意のままにクルマを操れることになる」とした。

DBSスーパーレッジェーラの価格は22万5000ポンド、30万4995ドルで、日本での価格は約3500万円となる見通し。納車は2018年7~9月期を予定しているという。

《text:小松哲也》

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