世界の大ベストセラー・ハッチバック、VW『ゴルフ』次期型に設定されるハイパフォーマンスモデル、『ゴルフR』新型が、「R」史上最強となる400psを発揮する可能性が高いことが分かった。
「ゴルフ」次期型では、「MQB」プラットフォームを採用し、約50kg程度の軽量化を図りつつ、ホイールベースを延長。室内空間が大きく向上すると見られている。パワートレインは、1リットル直列3気筒ターボガソリンエンジン、1.2リットル直列4気筒ターボガソリンエンジン、1.5リットル「TSI Evo」ガソリンエンジンや1.5リットル直列4気筒TDIディーゼルエンジなどをラインアップする。
注目の「R」には、状況に合わせて前後輪の駆動配分を変化させる4WDシステム「4MOTION AWDシステム」を採用し、7速DCTと組み合わされる2リットル直列4気筒ターボエンジンをブーストアップ。最高出力は過去最高の400psに達すると予想しており、ライバルとなるメルセデス『AMG A45』次期型と同等のパフォーマンスが期待できるはずだ。また48Vマイルドハイブリッドの搭載により、加速時に電気的ブーストを供給、パフォーマンスと燃費を向上させるという。
ベースモデルのワールド・プレミアは、は2019年のフランクフルトモーターショーが有力で、「R」は2020年夏以降と予想される。
《text:Spyder7 編集部》