VWのミドルクラス・セダン『パサート』改良モデルの最新情報と、それを元にした予想CGを入手した。2015年に「欧州カーオブザイヤー」にも輝いた現行モデルが、登場から4年でのフェイスリフトとなる。
注目はフロントマスクだ。2本のL字型デイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、大型化されたラジエーターグリルなど、昨年登場したフラッグシップ・スポーツセダン『アルテオン』顔となる可能性が高い。室内では、新型『トゥアレグ』で採用された15インチタッチスクリーン「Innovision Cockpit」も期待されるが、今回のマイナーチェンジでは見送られそうだ。
パワートレインは、2リットルディーゼルのTDIエンジンがブラッシュアップされ、燃費向上と出力アップが予想される。またVW自慢の狭角V型エンジン、「VR6」を搭載する高性能モデルの設定も噂されている。実現すれば、最高出力は300ps以上を発揮するだろう。
ワールドプレミアは、早ければ2018年内、遅れれば2019年春頃だという。
《text:子俣有司@Spyder7》