モータースポーツジャパン2018が14日、東京臨海副都心の青海地区特設会場で開催された。エクスペリエンスゾーンでは、「Legend of the SUBARU」と銘打ったブースが展開され、SUBARU(スバル)のモータースポーツの黎明期から、現代のコンプリートカーまでが勢揃いした。
モータースポーツジャパンでは例年レジェンド展示を行っており、今年はスバル60周年、モータースポーツを統括するスバルテクニカインターナショナル(STI)設立30周年の記念すべき年と重なったこともあり、歴代のレーシングカーや、現代のSTIコンプリートカーが並んだ。
スバル360(増加試作型)
スバル360(アメリカグレートレース2017 参戦車)
レガシィGTセダン(1989)
レガシィRS (Gr. A仕様、ニュージーランド・ラリー1993優勝車)
レガシィ10万km世界速度記録達成車 (1989)
インプレッサWRX-STi(1994)
インプレッサ555 (Gr. A仕様、サンレモ・ラリー1996)
インプレッサWRC98(サンレモ・ラリー1998)
レオーネ4WD RXターボ サファリ・ラリー テストカー (1988)
貴重なマシンのほかに、スバルWEBコミュニティ「スバコミ」の会員などの協力により、『インプレッサ』のSシリーズと言われるメーカーチューンドマシン、『レガシィ』をベースにしたSシリーズや、ラグジュアリーとスポーツを融合したtSシリーズなどが展示された。
STIにて車両開発を統括し、数多くのSシリーズの生みの親と言えるSTI森氏も、「これだけのSシリーズが揃うことは無いですので、見ているだけで壮観ですね。22Bは直接携わっていませんが、あれほどインパクトのある車はありませんでしたね。なかなか造るのは大変ですけど、このような車を造っていきたいですね」と語っていた。
《text:雪岡直樹》