マセラティは3月28日、米国で開幕したニューヨークモーターショー2018において、『レヴァンテ・トロフェオ』を初公開した。
同車は、SUVの「レヴァンテ」に追加された高性能グレード。そのハイライトは、レヴァンテ初のV型8気筒ガソリンエンジンの搭載にある。このエンジンは、イタリア・マラネッロでフェラーリによって組み立てられる。
3.8リットルの排気量を備えたV型8気筒ガソリンエンジンは、2個のターボで過給。最大出力590hp、最大トルク74.4kgmと、マセラティ史上、最強のパワーを獲得する。
この強力なパワーは、インテリジェントなAWDシステム「Q4」を介して、路面に伝達。レヴァンテ トロフェオは、0~100km/h加速3.9秒、最高速300km/h以上の性能を発揮する。
従来のノーマル、ICE、スポーツ、オフロードの各モードに加えて、ローンチコントロール機能を備えた「コルサ」モードを採用。サスペンションやブレーキも強化されており、エアロダイナミクス性能を引き上げる変更も施されている。
《text:森脇稔》