イタリアのパガーニ社は、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー2018において、『ゾンダHPバルケッタ』を公開すると発表した。
パガーニ社はアルゼンチン生まれのオラチオ・パガーニ氏が設立。1999年に『ゾンダC12』と呼ばれるスーパーカーを発売した。パガーニ社はその後、『ロードスター』、『ゾンダF』、『ゾンダR』など、絶えず進化の手を加えてきた。
ジュネーブモーターショー2018で公開予定のゾンダHPバルケッタは、「ゾンダ」シリーズの最新モデル。車名の「HP」とは、オラチオ・パガーニ氏を意味しており、同氏の60歳の誕生日を記念し、3台のみが生産される予定。
これまでのゾンダとの違いは、フロントウィンドスクリーンを低くしたスピードスターボディという点。より風をダイレクトに感じられる仕様とした。フロントフードやボディサイドの一部には、メッシュパターンを採用。リアのホイールアーチには、カーボン製のカバーが追加されている。
《text:森脇稔》