メルセデスベンツ『Aクラス』の高性能モデル『AMG A35』市販型プロトタイプを、これまでで最も薄いカモフラージュの状態で捉えることに成功。さらにパワートレインに関する最新情報を入手した。
「A35」は、Aクラス新型に初めて設定される高性能モデルで、最上級モデル『A45』の下に位置するが、これまでの予想を覆すハイパワーである可能性が高い事が分かった。
パワートレインは、『E35』から流用される2リットル直列4気筒ターボエンジンと組み合わされる48Vマイルドハイブリッドシステム(EQブースト・スターター・ジェネレーター)と思われる。最高出力はこれまで300ps、最大トルク400Nmと予想されていた。これでもベースモデルの163psを大きく更新しているが、入手した最新レポートでは、最高出力335ps、最大トルク450Nmを発揮するという。また5秒以内で時速100km/hに達するパフォーマンスも予想される。
スクープしたエクステリアは、ベースモデルよりアグレッシブなフロントグリル、大口のエアダクト、サイドスカート、大径ツインエキゾーストパイプを装備し、低いライドハイトやクロスドリル・ブレーキローターなどが確認出来る。
ワールドプレミアは、今まさに開催されているジュネーブモーターショーも予想されたが、10月のパリモーターショーとなりそうだ。
《text:子俣有司@Spyder7》