BMWをベースにしたコンプリートカーを手がけるアルピナは、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2018において、新型『XD3』を初公開すると発表した。
新型XD3は、新型BMW『X3』のディーゼルエンジン搭載車がベース。直噴3.0リットル直列6気筒ディーゼルエンジンは、アルピナの手によって、3個のターボで過給するなどのチューニングを実施。その結果、最大出力388hp、最大トルク78.5kgmを獲得する。
新型XD3では、パフォーマンス志向の4WDが標準。78.5kgmもの強力なトルクは4輪に伝えられ、0~100km/h加速4.6秒、最高速266km/hの優れたパフォーマンスを実現した。内外装には、アルピナらしいスポーティな演出が施される。
アルピナ社は1961年に創業。BMWのチューニングを行う小さな会社だったが、1964年にはその実力がBMW本社に認められ、BMW公認チューナーに。そして、1983年には、ドイツ政府から自動車メーカーとしての認証も受けた。アルピナの新車には、BMWのメーカー保証が適用される。
《text:森脇稔》