スズキが1988年に発売し、「ライトクロカン」ブームの火付け役となったロングセラーSUV『エスクード』の改良モデルをスクープした。ワールドプレミアが迫っており、これが最後のプロトタイプのようだ。
フェイスリフトにしては厳重なカモフラージュが施された今回のプロトタイプ。フロントマスクを中心に大きく印象が変わりそうだ。
ラジエーターグリルはハニカムメッシュ状になりよりスポーティに。エアインテークとバンパーデザイン、さらにテールライトのグラフィックもリフレッシュされ、新たなLED技術が導入されると予想される。グリルのすぐ下にはセンサー類を配置し、デュアルセンサーブレーキサポートを始めとする、最新鋭の安全運転支援システムの搭載も注目だ。
パワートレインは、1.4リットル直噴ターボエンジンがキャリオーバーされると思われるが、さらなる燃費の改善が期待出来るかも知れない。室内ではトリム類の見直しもされるだろう。
ワールドプレミアは、ジュネーブモーターショーの可能性もある。2018年は『ジムニー』のフルモデルチェンジも控えており、スズキから目が離せない1年になりそうだ。
《text:子俣有司@Spyder7》