昨年11月よりGMジャパンから販売が開始された6代目シボレー『カマロ』。日本へは新開発の2リットルターボエンジンを搭載する「LT RS」と「コンバーチブル」、そして、6.2リットルV型8気筒エンジンのハイパフォーマンスモデル、「SS」が導入されている。
6代目カマロは“Evolution is never without purpose/理由無き進化は無い“をコンセプトに開発された。そのエクステリアは先代よりもコンパクトではあるものの、力強く、ワイドでボリューム感があり、スポーティで彫刻的なスタイリングとなっている。
そのフロントグリルは初代にインスパイアされたデザインで、低くワイドなスタンスを印象付ける。また、現代的なLEDシグネチャーランプや、新たなリアデザインで、新型カマロのアグレッシブなプロポーションを演出。
コンバーチブルのソフトトップは電動で、約48km/h(時速30マイル)までであれば走行中での開閉も可能だ。格納はハードトノカバーの下に収納され、オープン時でも幌が外に出ることはない。またその材質は吸音効果を持つ特殊素材で、クローズド時の静粛性も確保している。
搭載されるエンジンは2リットル直列直噴4気筒ターボで、可変バルブタイミングなどにより、最高出力275ps、最大トルク400Nmを発生。2100~3000rpmの間でピークトルクの90%を発揮する。組み合わされるトランスミッションは8速オートマチックだ。
ブレーキはブレンボ製ハイパフォーマンスシステムをフロントに搭載。ブレーキローター径は320mmで、4ピストンキャリパーを備えている。
価格は602万6400円。
《text:内田俊一》