新型『Aクラス』を発表したばかりのメルセデスベンツだが、早くもその派生車種となるセダンの高性能モデル『AMG A35セダン』をスクープすることに成功した。
2019年に登場予定のAクラスセダンは、従来の4ドアクーペ『CLA』とは異なるシリーズ初の純セダンとなる。ハッチバックの高性能モデル『AMG A35』及び『AMG A45』は、今年10月のパリモーターショーで公開される模様だが、AMG A35セダンの登場は2019年秋と予想されている。
捉えた開発車両は、ベースモデルより大口のエアインテーク、ワイドなサイドシル、ツインエキゾーストパイプを備えていた。さらに前後ホイールカバーの奥には、クロスドリルを施した高性能ブレーキディスクが確認出来る。A45ほどハードではないが、ベースモデルよりは刺激的なスポイラーパッケージが予想される。
パワートレインは、『E350クーペ』と『E350カブリオレ』にも採用されている2リットル直列4気筒ターボエンジン「M264」と組み合わされる48Vマイルドハイブリッドシステム(EQブースト・スターター・ジェネレーター)だ。最高出力は300ps、最大トルク400Nmを発揮し、0-100km/h加速は5秒以下となるだろう。
室内では、デジタルメーター・クラスタと「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を採用したハイテク・インフォテインメントシステムが期待出来るはずだ。
《text:子俣有司@Spyder7》