『カマロ』は、1967年にシボレーから初代モデルが発売され、その流麗なクーペスタイルとV8エンジンが生み出すパワフルな走りを中心にアメリカンスポーツクーペの象徴的モデルとなった。
現在、6代目となるカマロは2リットル直4ターボエンジンを搭載した「LT RS」、「コンバーチブル」と6.2リットルV8エンジンを搭載するトップグレードの「SS」が日本に導入されている。
中でもカマロSSに搭載される6.2リットルV8エンジンはカマロ史上最もパワフルな心臓で、最高出力461ps、最大トルクは617Nmに達する。まさにアメリカンクーペだ。
さらに、カマロSSには第3世代の磁性流体減衰力制御システムが搭載されている。このシステムは1000分の1秒単位で路面状態を読み取り、磁性流体で満たされたダンパーにデータを送ることで、約96km/hの状況で路面1インチ毎に最適なダンピングフォースを計算する。
さらに、新型カマロから採用されたドライブモードセレクターによって、関連するファクターをコントロールし、ドライビング状況に合わせた最適化を行う。なお、ツアー、スポーツ、スノー/アイスのドライブモードのほか、カマロSSではトラック(サーキット走行)が選択可能だ。
価格はカマロLT RSが516万2400円、コンバーチブルが602万6400円。トップグレードのカマロSSが645万8400円となっている。
《text:平川 亮》