キャデラックの新型4ドアセダン『CT5』の市販型プロトタイプを、レスポンスの兄弟サイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。ダミーパーツが取り付けられてはいるが、ボディは生産型だ。
キャデラックのCEOは現在のセダンラインアップを整理したいと考えているそうで、CT5は、現行モデルの『ATS』や『CTS』にとって代わる次世代サルーンとなる。
プラットフォームにはGMグループの「Alpha」アーキテクチャを採用し、FRと4WDの両バージョンを提供する。パワートレインは、2リットル直列4気筒エンジン、3.6リットルV型6気筒エンジン、ハイエンドには6.2リットルV型8気筒エンジンが予想されている。また直列4気筒+電気モーターのプラグインハイブリッドモデルも投入される可能性が高いとレポートされている。
フロントマスクは、『CT6』から意匠を継承する可能性もあるが、次世代モデルとして、これまでにないデザインの採用も予想されている。
ワールドプレミアは2018年秋以降と見られる。GMの米ミシガン「ランシング・グランドリバー工場」で2019年後半から生産され、同年終わりには販売がスターするスケジュールだという。
《text:子俣有司@Spyder7》