FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)傘下のジープブランドは1月15日、米国で開幕したデトロイトモーターショー2018において、改良新型『チェロキー』を初公開した。
現行チェロキーは2013年春、ニューヨークモーターショー2013で発表。デビューからおよそ5年が経過して、デトロイトモーターショー2018では、現行チェロキーに初の大幅改良が施された。
外観は、ジープ伝統の7スロットグリルを維持しながら、ヘッドライトやバンパーなどを新デザインに変更。リアは、テールランプやテールゲート、バンパーが新しい。インテリアは、空調デザインの変更、収納スペースの拡大、トランクの容量アップなどが図られている。
パワートレーンには、新開発のダウンサイズの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボを新設定。最大出力は270hp、最大トルクは40.8kgmを引き出す。このエンジンは、アイドリングストップ機能付き。トランスミッションは、9速ATを組み合わせている。
《text:森脇稔》